アナログレコード巡礼の旅~The Road & The Sky

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Kate Taylor その1      Sister Kate

奇跡の音楽一家、ジェームステイラー兄弟の3番目でありジェームスの妹ケイトのデビュー盤です。ちなみにリブは弟です。
ジェームス、リブのようにソングライターとしての才能はあまり無かったようですが、しかしそこはテイラー兄弟、歌を歌う才能は素晴らしくカバーの選曲センスもなかなかのものです。

僕には珍しくUK盤、オリジナルはコティリオンですがUKはアトランティクです、今回の盤は赤紫レーベル。なんかこのレーベルはものすごく昔風なんでカッコいいです。

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このアルバムはまず参加者が凄い。
ジェームス人脈総出演です。
ギターはダニークーチ、ベースにチャールズラーキー、ドラムスにジョエルオブライエンのジョーママ軍団。ピアノはキャロルキングが中心メンバー。これだけでも凄い!他にはギターにイーグルスのバニーレドン、ベースにリースカラー、ドラムスにラスカンケル、そして兄ジェームスもアコなどで参加、コーラスはキャロル、ジェームス、そしてリンダロンシュタット。  


新人としては異例の豪華メンバーです、もちろんジェームスの妹なんでこれぐらいのサポートは当然ですね。


そして選曲は、キャロルキング、エルトンジョン、ジェームスにリブの兄弟の曲を中心に選んでいます。

はっきり言って。これだけの要素があれば素晴らしいアルバムになるのは当りまえです(笑)


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裏ジャケ、なんとなくリブよりジェームステイラーに顔が似てる。UK盤なのでペラペラです。



肝心の歌唱力はどーかというと、流石ジェームス兄弟の紅一点。かなりのもんです。女性にしては低めの声ですがキャロルキングの曲なんかは本家よりもはるかに出来がいい(汗)ジェームスやリブと違って純粋なフォーキーではなくR&Bとかが好きでゴスペルなんかも好きなのではないかと思わせるファンキーっぽいアレンジです。

曲目です
A面
-1 Home Again
-2 Ballad Of A Well Known Gun
-3 Be That Way
-4 Handbags And Gladrags
-5 You Can Close Your Eyes
-6 Look At Granny Run, Run
B面
-1 Where You Lead
-2 White Lightning
-3 Country Comfort
-4 Lo And Behold / Jesus Is Just Alright
-5 Do I Still Figure In Your Life
-6 Sweet Honesty

A-1 キャロルの名曲です、本人も参加してます。低音の安定感がやはりジェームス兄弟らしく抜群。本家よりもイイです。

-2 ほとんどジョーママかっ というファンキーなナンバー。エルトンジョンの曲ですが本人がやっているかどうかは不明。クーチのギターが炸裂します。

-3 弟のリブの曲、まぁリブの曲やってれば間違いないね(笑)

-4 ロッドスチュアートもやってます。多くのアーティストがカバーしている曲です。ここでもケイトは完璧に歌ってます。

-5 ジェームスの曲、リンダもやっていますねー。 ここではジェームスの女番って感じかな




B-1も最初はキャロルの曲です。

-3 エルトンの曲、カントリータッチな曲です、リンダがコーラス付けてます。
 こーいう曲にリンダのコーラスは抜群ですね。実はこれもロッドがやってます。

-4 メデレー風にやってます、Jesus Is Just Alrightはもちろんバーズで有名になった曲ですがドゥービーもやっていますね、ここではケイトのブラック風なソウルフルな声が聴けます

-6 最後はほとんどセクションか?というくらいクーチのギターが炸裂。凄まじいギターソロが聴けます。


こんな感じで、豪華バックの演奏に引けを取らないケイトの歌唱力はたまらんなー


レーベルです


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もちろんUK独特のインナーバックに入っていました。


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この後すこし間をおいて2枚のアルバムを発表するのですが、そちらも円熟味が増して凄くいいのです、その後家庭に入り音楽から引退したケイトですが、YouTubeで最近のライブ画像も発見したので、子育てが終わってまた復帰しているのですねー



購入レコ屋   ミュージックファースト

購入金額    2000円くらい


参考文献    レコードコレクターズ   ジェームステイラー特集号





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by naruru-kato | 2017-04-28 20:16 | James Taylor family | Comments(0)

Don Nix その2  Living By The Days   

スワンプ神。ドンニックスのセカンドアルバムです。一般的にはファーストの「In God We Trust 」の方がゴスペルスワンプの名盤として取りあげられるのですが、内容はセカンドの方が楽曲が親しみやすく覚えやすい曲が多くて、僕的にはこちらのセカンドアルバムの方が好きなんです。さらにいわせてもらえば前回紹介したサードアルバムが一番好きですね、サードが一番スワンプ色が薄れて歌も判り易く楽曲の良さが目でつのです、しかしその後はポップになっていくようで聴く気はありません、いつも行くレコ屋で売っていますが買う気は無いです(キッパリ)


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ジャケは真中が一段落とし込みになっていて、その中にフエルトに印刷された南国戦争時代の帽子をかぶったドンニックスの写真が貼ってあり、かなり凝ったジャケになっています。


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このアルバムの日本初盤の帯付きを(7000円くらいで売ったいた)見たことがありますが、帯には「ライラックの香り、ドンニックス」と書いてありました(笑)

ライラックの花ことばは『思い出』『青春の思い出』『友情』『大切な友達』『純潔』などとWikiに書いてあります。香りは香水にも使われリラックスできる、としてあります。ドンニックスがそーなのか? まぁリオンラッセルよりはライラックっぽいかな(爆)



しかし、芯の通ったこれぞゴスペルスワンプという感じは間違いありません。




裏ジャケはなぜかスワンプの人たちがやりたがる南北戦争時代の南軍の軍服。


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ちなみに、左下の花はライラックではないですね(笑)


録音はおもにマッスルショーズを中心にされたようで、腕利きのスタジオミュージシャンで固められ安心して聴けます。


バックコーラスは、リオンの取り巻きの、クロウディアレニア(当時ニックス夫人)ドンプレストンなどのリオンチームと、ニックスの取り巻きマッスルショーズのメンバーであるジェニー&マリーングリーン夫妻ウェインパーキンスなどのチームが曲により振り分けられています。


話は飛びますがジョージのバングラコンサートではジョージからバックのコーラス隊のメンバーを探すようにいわれたらしく、このアルバムではそのほとんどの人が参加しています。


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なぜかピンボケのゲイトフォールドの内側。この人の内ジャケはファーストが一番カッコいいですね。


この人はいろんな映像を見ても楽器はやらないようでただ単にボーカリストです。
ボーカルの良さはありますがルックス的にフロントに立つのは無理がある感じ(汗)、最初のシェルターから出たアルバムは全く売れなかったようで、しかも金銭トラブルがあり、シェルターから勝手に離脱(リオンは激怒したらしい)

このアルバムはエレクトラから出てます、次のアルバムはまた別のレーベルになります。

歌詞カードです、ここでも南北戦争やってます。

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曲順です。
A面
-1 The Shape I'm In
-2 Olena
-3 I Saw The Light
-4 She Don't Want A Lover (She Just Need A Friend)
B面
-1 Living By The Days
-2 Going Back To Iuka
-3 Three Angels
-4 Mary Louise
-5 My Train's Done Come And Gone

A面-1 荘厳的なパイプオルガンから始まるThe Shape I'm In (ザバンドの曲とは別)アルバムのスタートっぽくないですがものすごくカッコいいロッカバラード。一発でやられ一気に-2のOlena へ、ご機嫌なDrジョン風のピアノのイントロ、これぞスワンプ。「やってくれるぜー」
-3はハンクウィリアムスのカントリーの名曲 I Saw The Light 。カントリーのこの曲をスワンプコーラス隊により大ゴスペルに変化させています。

冒頭の3曲で完全にノックアウト、これで何も感じない人はスワンプ聴く資格無し。

-4のイントロはどっかからパクった感があります、曲もなんかに似てるんだけど。
でもカッコいい曲です。

B面-1タイトル曲です、なんというカッコいいイントロなんだ。ロッドスチュアートあたりが取り上げれば名曲になったと思うんですが。それくらいの楽曲の良さです。

-2 これもご機嫌なピアノから始まる弩スワンプ。

-4 ゴスペル色が強く出た曲

-5 Mary Louise マーリングリーンとの曲作。なぜかリオンラッセルっぽい。

-6 My Train's Done Come And Gone  最後はまたも得意のロッカバラード。

全曲にわたりスワンプ色満載、捨て曲無しと言いきれます、しかもファーストに比べ多少はゴスペル色が薄れ聴きやすい内容になってます。


レーベルです。


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EKS74101  マトはA-1 B-1 です。


この後、マッドドックス&イングリッシュマンをまねてレビュー形式のツアーを行うのですが惨敗。その時のライブもそれほどかなー。(アラバマステイトトゥルーパーズ)

ドンニックスは素晴らしい楽曲を沢山残してると思いますが、他のミュージシャンが取り上げたのがジェフベックくらい、やはりロッドのようなカリスマボーカリストが取り上げればもう少し違った人生になったかもですねー。僕は好きですけどねー。


今回の女性コーラス隊のクロウディアレニア、ジェニーーグリーンのソロアルバムも念願かなってようやく入手しましたのでそのうち取り上げます。



購入レコ屋   SORC

購入金額    3700円 くらい

























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by naruru-kato | 2017-04-22 09:42 | Don Nix | Comments(0)

The Allman Brothers Bandその5 ..... Brothers And Sisters

つい最近知ったのですが、オールマンズ(以下ABB)のオリジナルメンバーのブッチトラックスが亡くなったそうです、しかも拳銃自殺・・・・  
なんで今更命を絶つのか?まったく判りませんが、SSWとかではないので曲が作れなくなった。とかではないだろうし、お金はしっかり稼いだと思うし。70歳を前にしての事でした。グレッグは「また一人brotherを失った」と嘆き、甥っ子であるデレクトラックスは「伯父よ安らかに」とコメントしています。

という事ではありませんが、今回はABBの大ヒットアルバムである1973年の「 Brothers And Sisters」です。ジャケはそのブッチの息子さんのヴェイラー・トラックスの写真です。という事はデレクトラックスはこの子と従兄という事ですね。ここの中にデレクが写っている。という情報はないのでたぶんいないのでしょう。


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このアルバムは僕にとってはABBの中では一番最初に購入した一番思い入れがあるアルバムでもあります。(実際は日本盤山羊マークだった覚えがあるからビクターの再発盤だったと思う)
バンドの柱であるディアン(ディェインという書き方もあります)を事故で亡くし、再起を図ったこのアルバムですが制作途中でまたも事故でベースのベリーオークレイも失うという悲劇が起きるのですが、新メンバーを補充し全米No1の記録を打ち立てました。(この辺の悲劇は有名な話なんで割愛)



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こんどはベリーオークレイの娘さんの写真。アルバムタイトルはそのまんま。という事になるのかな(笑)


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ゲイトフォールドの内側の写真です。グレッグの話ではザバンドの「ミュージックフロムビッグピンク」のようなファミリーの結束の感じを出すためにスタッフ&家族一同で撮った、という事らしい。



もう少しUPで見てみましょう。



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右半分です、最上段の右から二人目がドラムのジェイモー、犬にネックロックしております(笑)。一番左でハンチング風の帽子をかぶっているのがラマ―ウィリアムズ、下の段の髭もじゃがチャクリーベル、その下の右から二人目がデッキー。グレッグの下はその時の奥さんでしょうかね?という事はその下の子供はディボンオールマンか? グレッグの斜め左下の人はグレッグそっくりなんだけど、誰なんだろう?


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左半分の裏ジャケ。一番左にブッチトラックス、裏ジャケの女の子の後ろがベリーオークレィの未亡人かもしれませんね。 まぁファミリー全体の構図でした。



一応、比較対象としてザバンドのアルバムと並べて撮ってみました。ザバンドのほうはいかにもウッドストックで撮った写真、ABBもいかにもメイコン-ジョージアで撮った写真ですね。両方とも秋に撮影された感じがします。



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ABBが南部なんでカントリー系ファッションが多いのに対し、ザバンドの方は北部なんでかなり服装が違うのが笑えます(年代も数年違いますけどね)



新メンバーはベースにラマーウィリアムス、ピアノはチャックリーベル。勿論チャックは現在はストーンズの準メンバー扱いの大出世。ABBの解散後シーレベルというフュージョンっぽいバンドをやってましたが、ストーンズのツアーメンバーになった時はぶったげました(爆)アルバム全体にご機嫌なピアノをいたるところで鳴らして、いままでのABBとはかなり印象が違ったアルバムです。

その他にギターのゲストにレスデューデックも参加していますが、後日談でディッキーがレスの事は話したくない。と怒ってるインタビューを読んだことがあります。たぶん「ジェシカは俺が作った曲だ!」ぐらいの事を吹いていたのでしょうね(爆)

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クレジットです。冒頭の2曲がベリーのベース、あいかわらずブイブイいってます、レスデューレックは2曲に参加しています。
デッキーはこのアルバムから少しの間リチャードベッツと名前を変えています。




全体にデッキー主体のカントリーロック寄りのアルバムで初期の頃のブルースバンドの雰囲気は無くなりましたが、そのおかげでシングルも売れて名実共にアメリカを代表するバンドになったのです。
最初にこのアルバムを買ったのは高校の頃、そのうちCDで買ってLPは売ってしまったのです。オリジナルはずーと山羊マークだと思っていましたが、実はそれ以前のマーブルレーベルだったのです。なかなかオリジが見つからず探していたらヤフオクで出ていてようやくゲット。
しかし、このオリジ。音が凄く悪いんです、前のイートアピーチも日本盤のほうが音がイイし、この後の「ウィンルーズオアドロウ」のオリジも音が悪いし。日本初盤のワーナー盤グリーンレーベル(カタログNo P-8345)も機会があれば欲しいです。

曲順です
A面
-1 Wasted Words
-2 Ramblin' Man
-3 Come and Go Blues
-4 Jelly Jelly
B面
-1 Southbound 
-2 Jessica
-3 Pony Boy

A面、ブルースっぽいA-1 グレッグのボーカルです、この後のライブではもっとテンポを落として演奏していますが、僕はそっちの方が気だるくて気に入ってます。後半のスライドギターとピアノの掛け合いがカッコいい。

-2 デッキーの曲では間違いなくブルースカイと並んでベストな曲、レスとのツインリードが楽しめます。シングルカットされ全米2位を記録。僕の好みでいけばブルースカイの方が好きですけど、ちなみにこの曲はCDではテンポが凄く速く録音されていて収録時間もカットされていないのに1分近く早く終わるのです、つまりCDではレコードの回転が33なのに対し、40回転くらいの感じなのです。なぜだろう?

-3 グレッグの定番となるこれもブルース。こーいう泥臭いブルースはグレッグの十八番ですね。

-4 これはブルースのカバー、ここでもピアノの大活躍。実はこのアルバムの最初期盤のクレジットシートは実は表記が間違っていてEarly Morning Bluseという曲名になっているのです。僕の盤は直っているのでセカンドプレスかな。

B面
-1 快適なサザン風rock 'n' roll、グレッグの歌ですが、なぜか後年のライブではディツキーが歌うようになりました。後半のギターとピアノのバトルは凄すぎます。この辺のピアノを聴くとストーンズがチャックをメンバーにしたのがよく解かる。

-2 そしてこのアルバムで一番代表曲と行ってもさしつかえないジェシカです、イントロのレスの弾くアコの抜けのイイこと。メインギターソロの後のまたもやチャックのピアノがご機嫌、まさにある意味、新生オールマンズのテーマソング的なこの曲。一気に7分30秒近くを、だれること無く突っ走ります。

-3 デッキーのカントリー風の小作品で幕を閉じます。

いゃー 何度聴いても見事なアルバムです。

レーベルです。

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カタログNo CP-0111  マトは両面とも1で、STARINGの刻印がついてます、がしかし音がいまいち(涙)プロデューサーはキャプリコーン専属のジョニーサンドリン。

オリジよりも日本初盤の方がヤフオクで高いかもしれませんね。


所で裏ジャケの曲目クレジットが1曲記載忘れがあるようで。


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なんと、Jelly Jellyが書いてないのです。


これは最初期の記載ミスのレコードのはず、本当はこういうのが一番最初のプレスなので音がいいはずなのでしょうが、これよりももっと音のイイのが先ほど書いたクレジット表記が違っている本当のファーストプレスなのでしょうか?

いまのところ謎です。判ったら追記記事で載せておきます。



購入レコ屋   ヤフオク   たしか face record

購入金額    1000円












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by naruru-kato | 2017-04-12 20:33 | The Allman Brothers | Comments(2)

Fairport Convention その2  Fairport Convention(2nd)  

月に1回は英国物(トラッド、フォーク、ロック)取り上げる事にしましたので、今回はフェアポートコンベンションです。
非常にややこしいのですが、これはUS盤のファースト盤でありますが、本国UKではセカンドにあたります。(アメリカではセカンドがデビューという記事を読んだのですが、最近UKファーストもアメリカで出ていることが判明)

ちなみにUKファーストの題名は「Fairport Convention」、US盤の再発ファーストCotillion の盤も「Fairport Convention」(たぶん1970年頃の再発だと思う)、US、A&Mからのこの盤も「Fairport Convention」、ややこやしや。

日本盤でもファーストが出ていますが、これはリアルタイムだったんだろうか?題名は「Fairport Convention登場」(笑)。とかだったのだろうか、未確認ですけどね。


このセカンドは、UK、US盤ともやっている曲、曲順は同じです。
デビュー盤も探してもらっていますがなかなか見つからなくて(汗)先日ヤフオクで出ましたが軽るーく、1万超えでしたので断念。

ところで、このセカンドのUK盤の題名は「What We Did on Our Holidays」。ジャケも全く別物なのですが、オリジナルは僕の予算ではとても買えないのでUS盤でいいです。ということで取り寄せてもらいました。なんかビートルズのUSキャピトル盤のようなややこしさですが、US独自の選曲ではないので雰囲気は味わえますね。


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しかしジャケは断然US盤のほうがいいのです(あくまで僕個人の意見)なんといってもサンディーの笑顔がイイ、そして横のサイモンのギブソン175を弾く表情、鳥の籠状態の(笑)イアンマシューズ、この後に亡くなるマーティン・ランブル。哲学者のようなアシュリー・ハッチング、そして・・・ 幽霊っぽくて非常に怖いリチャードトンプソン(爆)。 まぁ一部怖い人もいますが全体に初々しい(というかサンディーの表情がすべて)ジャケがものすごくいいんです。しかし、この次のアルバム「Unhalfbricking」のUS盤はとんでもない訳のわからんジャケで思いっきり裏切られますが。


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サンディーのアップ写真、いいですねー。


ちなみにこれがUKオリジナルのジャケ。

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まぁこれはこれでありかもしれませんが、いまいち、かなぁー。この絵はイアンマシューズ(サンディーという説もあり)が黒板に書いたものだそうです。

US盤UK盤ともリチャードはお化けっぽいです(笑)。


ある評論家がいうには「ブリティシュトラッドの電化はサードアルバム「Unhalfbricking」のセイラーズライフから始まった」と語っていましたが、このセカンドのB面もそんな感じがします、ただしA面はアメリカのフォークロックの匂いがかなりするし、サイケデリックっぽい所もあるし、まだまだフェアポートの音楽性が確立されていないと思います。


裏ジャケです、こちらはUKオリジナルのほうがいいんですけどねー。

US盤

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UKデビューアルバムではジュディ・ダイブルのボーカルでしたが、このセカンドからサンディーにバトンタッチ。ここではサンディーのすでに凛としたボーカルと、イアンマシューズの甘い声が微妙にマッチしてなかなかのツインボーカルなのですが、この後イアンは辞めてしまうのでこのアルバムだけで二人のハーモニーが聴けるのです。
メンバークレジットでサンディーは本名のAlexandra Elene MacLean Dennyと表記されています。なぜサンディーなのかは知りませんが、たぶんあだ名なのかな?


UK盤,リハーサルの写真かな?

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曲順です
A面
-1 Fotheringay
-2 Mr Lacey
-3 Book Song
-4 The Lord Is in This Place
-5 No Man's Land
-6 I'll Keep It With Mine
B面
-1 Eastern Rain
-2 Nottamun Town
-3 Tale in Hard Time
-4 She Moves Through
-5 Meet on the Ledge
-6 End of a Holiday


A-1、サンディーがのちに作るグループ名となります。この語感が気に入っているそうです。曲の感じはまさに古城の雰囲気満載のサンディー節全開のキラーチューン。ちなみにこの曲はアマチュア時代から歌っていたそうです。

-2 続くこの曲はアシュレイの曲で、サンディーとイアンのデュエット。まぁブルースなんですが、リチャードのギターが変態っぽい。電動ノコギリが録音に使用されているらしいけど、どの音かわからんねー

-3 サンディーとイアンのデュエット、二人のハモは最高です。間奏のギターソロも雰囲気抜群、

-4 よくわからんインスト、娘が「へんてこりん歌だなー」といってました(笑) サンディーのハミングとリチャードのスライドのみの曲です。

-5 いかにもフォークロック、なんかバーズのようだ。メインVoはイアン。この曲は好きだなー

-6 ディランの曲です。この曲がA面では最高! ディランは自分では通常版では発表していなくて、ジュディーコリンズの為に書いたそうです、バイオグラフで自分で歌っています。サンディーは完璧にこの歌をものにしている。

B面
-1 ジョニミッチェルの曲ですが、サンディーが歌ってもしっかりジョニの曲だ。と判る所がジョニの凄いところです。

-2 珍しくアメリカのトラッドです。アコをシタールのように弾いているリチャードの変態ギターが炸裂。イアンとサンディーのツインボーカルがカッコいい!
しかし、この曲なんかに似ているなぁー。と思ったいたらボブディランのマスターオブザウォーの原曲だったとか。

-3 イントロのギターがこれもまた変態っぽいリチャードの曲。フォークロックっぽいかな。

-4 アイルランドのトラッド、僕的にサンディー在籍時のフェアポートのトラッドではこの曲がベストです。ここでもサンディー節全開です。

-5 リチャードの曲でイアン、サンディーと交互にボーカルをとり、サビでハモるという曲です。イイ曲です。

-6 なぜかサイモンニコルのアコだけのインスト。これで終わりになります。


レーベルです。もちろんアイランドではなくA&Mです。


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安く集めるならUS盤が断然お勧めですよー。



フェアポートに関しては僕が詳しい事をあまり知らないので、この辺の記述にしておきますが、なかには異常に詳しいブログが山のように存在しますのでもっと調べたい人は探してください。どんだけでも出てきますから。


ブリティシュトラッド&フォークに関して間違った記述があれば、遠慮なくお知らせください。自分はこの世界は初心者なんで(汗)



購入レコ屋   ナカシマレコード

購入金額    2200円


参考文献    レコードコレクターズ1991 5号













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by naruru-kato | 2017-04-04 18:31 | Fairport Convention | Comments(3)

大好きな1970年代のアメリカンロック、フォークなどのコレクションという程のものでもないですが、自分の持っているレコードを聴いておもむくままに感想を書いてます、が評論家ではありませんので難しいことは書きません。レコードジャケットもいろいろと楽しいので、自分で調べたことを書き添えてます。他には渓流のフライフィッシングが大好きです。


by naruru-kato
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