アナログレコード巡礼の旅~The Road & The Sky

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Carole King その2   Music

世界中で2000万枚売った前作「Tapestry」からその同じ年に発売された三作目のミュージックです、普通、モンスターアルバムも作るとそのプレッシャーから次作は時間がかかり、さらにモンスターを超えられない場合が圧倒的に多いのが常ですが(イーグルスのホテルカリフォルニアの後のロングラン、マックのルーモアの次のタスク、フロイドの狂気のあとの炎とか、炎は大好きですけどね)この人はいとも簡単にまたも全米1位になる本作を作ってしまいます。


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もともと音楽職業作家だったんで、ヒット曲作るコツみたいなものは十分にあったのでしょう。

これは日本盤のセカンドかサードプレスです、ジャケは絹目加工のテクスチャー分厚い紙です。
しかし、このジャケはよくないなぁー。
何がよくないかというと、グランドピアノに座ったキャロルを正面から捉えた写真。
普通、グランドピアノは足の部分が見えます、だから座っていると正面から見ると凄く背が低く見える(笑)
座っているのだからその分しょうがない事はわかっていても、ピアノに座ってる部分が隠れてしまい。そのー なんか  ちんちくりん なんですよねー(爆)
こんなこと考えるの僕だけですかねー


でも、コンサートでも必ずグランドピアノの立ち位置(座り位置)はステージの左右どちらかで客席に向かって斜めに位置されるのはそのためでしょうね。


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裏ジャケです、まだこちらの方がイイです(僕の趣味の問題ですが)。


さらにいうと、ゲイトフォールドジャケの内側。


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この右部分をメインジャケにすればもっと売れたかもねー。これが一番の写真かな?


そんなことはどーでもよくて、実際ある評論家の話ではタペストリーとミュージックの発売順が逆ならミュージュクもモンスター的に売れただろう。と言ってました。


このアルバムから管楽器も取り入れてます、僕的にはタペストリーと双璧をなしている素晴らしいアルバムであると思っています。


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表題のミュージックを除き、残りすべてにおいてわざわざ日本語題名が付けられた解説書は朝妻一郎氏、1曲目のBrother Brother「私のお兄さん」カーペンターズがカバーした2曲目のIt's Going to Take Some Time「しなやかな冬の若木の小枝のようになりたい」(なんちゅー長い題名)の日本語題名の違和感あること、あること。


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付属の歌詞カードはたぶん本国仕様でしょうね。

曲順です
A面
-1 Brother, Brother
-2 It's Going to Take Some Time
-3 Sweet Seasons
-4 Some Kind of Wonderful
-5 Surely
-6 Carry Your Load
B面
-1 Music
-2 Song of Long Ago
-3 Brighter
-4 Growing Away from Me
-5 Too Much Rain
-6 Back to California

A-1、マービンゲイにインスパイされた有名な曲、カッコいいです。そしてA-2。カレンカーペンターの歌声にはかなわないかなー、でも本家もイイです。
しかし、ファーストからタペストリーときてこの三作目ではボーカルに自信があふれてきているのがよくわかります。
白眉はやはり大ヒットしたA-3でしょうか、A-5も素晴らしいマイナー調バラード、ダニークーチの地味なギターが最高です。

B面も素晴らし作品が続きます、表題曲も最高!これぞキャロルキングという感じ、しかもサックスが良い味出してます。B-2はJTとクーチがコーラスを付けます。たまらんわこれ。

さらにB-5、ラストのB-6と なんてイイ曲ばかりなんだぁ

レーベルです。


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 僕の予想では日本初盤はA&Mとオードのマークが左右にもっとわかれていると思ってます(未確認ですが)、マトはA面11、B面7となっていますから日本でもかなり売れたのでしょうねー


まぁ日本盤なんでどーでもいい事ですが。


このアルバムはタペストリーの陰に隠れて超有名ではないかもしれませんが、内容は本当に素晴らしいです。どちらにせよ75年くらいまでのキャロルはもう無敵の素晴らしさであることは間違いないです。


購入レコ屋   不明
購入金額    たぶん1000円くらい

参考文献    レコードコレクター2002年 2号

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by naruru-kato | 2016-07-31 18:21 | Carole King | Comments(0)

Jesse Winchesterその1 Jesse Winchester

今回の紹介の写真はとんでもない事になる。と覚悟しつつこの人を紹介します。
ルイジアナ出身のジェシウインチェスターのデビュー盤です。
以前からこのアルバムジャケは知っていました。しかし音を聞いたことがなかったのですがSORCさんで2枚売っていましたので聴かせてもらい速攻でゲット。
ザ・バンドのロビーロバートソン(以下ロビロバ)がプロデュース&ギターで参加、リボンヘルムもドラムで参加しているのです。
兵役を逃れてカナダに行き、そこでロビロバらに出会い意気投合して彼がプロデュースを引き受けたそうです。

SORCさんには、オリジナルとJP名盤復活シリーズの安いのが1枚づつありました。
双方ともに音を聞かせてもらい、ほとんどJP盤が遜色ない音だったのでひとまずJP盤を購入。



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テクスチャー加工もほぼオリジナルに忠実に再現されているのですが、オリジナルはゲイトフォールドジャケに対しこの盤はスリーブです、まぁしょうがないですね名盤復活シリーズなんで(笑) 当初このアルバムは日本では発売されなかったらしいのですが輸入盤でかなり話題を集めたらしく,このワーナーが出したそうです。その後CBSソニーがオリジナルに忠実に再現された盤で発売したようです。


さて、この盤が話題を集めたのはなぜかというと、やはりオリジナルを買わなければわからないので、ジャケ欲しさに再度SOCKさんでオリジナルのプロモ盤も購入。

もちろんJP盤を何度も聞き返し、その内容の素晴らしさにやはりオリジナルで持っていたい、と思わせたのはやはりウッドストック周辺の土の香りがするアーシーな音に心を打たれたからです。


これがオリジナル

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JP盤と違うのは右隅にAMPEXのマークが入っている点でしょうか、若干色が違いますが。


しかし、このふてぶてしい顔。「なんか文句あるのか?」と言っているようです。この後のアルバムジャケではもっと優しい顔で写っていますので、たぶんこの顔はかなり無理して怒っている表情を出していると思いますね。


ジャケ裏です


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おんなじ顔、金太郎アメかっ(笑)。 1曲はロビロバとの共作ですが、あとはすべて本人の自作です。録音はもちろんベアーズビルスタジオ、エンジニアは当然トッドランブレンです。そして下の方に目をやると、デザイナーBob Cato とある、はてどっかで見かけた名前だ、と思ったらなんとザバンドのセカンド~最後のアイランドまですべてこの人がデザインしているのです。ウッドストックという村はアーティストが多く住んでいる村らしく、その中でも異色の人なんでしょうなー。だってザバンドのアルバムデザイン変なのが多いからね。
という事でこのアルバムもかなりおかしいデザインです。


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ゲイトフォールドの内ジャケ、全部同じ写真でやんの(爆)
なんじゃこれ?   フィルム代削ったんか(笑)

でもかなりの強烈なインパクトです。普通の人では考えれそうで、考え付きませんね。

もうこの手は一回きりしか使えないんで、このデザインはまさにオンリーワンと言えるでしょう(パロディはあるかもしれんけど)Bob Cato 恐るべし。

曲目です
A面
-1 Payday
-2 Biloxi
-3 Snow
-4 The Brand New Tennessee
-5 That's a Touch I Like Winchester
B面
-1 Yankee Lady
-2 Quiet About It
-3 Skip Rope Song
-4 Rosy Shy
-5 Black Dog
-6 The Nudge

A-2の心に沁みる事沁みる事、そしていろんな人に歌われているA-4、B-1まさに土の香りのするバラードです。

ロビロバがどこで弾いているのか詳しいクレジットは無いのですが、これがロビロバでなくて誰なんだ?といういかにもというパキパキのギターソロは随所で出てきます。


オリジナルのレーベルです


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本来は青いAMPEXですが、これはプロモの白盤、かなり貴重な盤かもしれませんねー。


そして国内名盤復活シリーズのレーベルはワーナーのグリーン仕様


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なんとなくこのグリーンを見ると、音が良さそうに思えますねー



その後のセカンドも聴かせてもらいましたがやはりインパクトに欠ける、と感じました。


やはりジャケのせいでしょうか? 


Bob Catoさんの作品集でもあれば買ってみたいと思います。 


追記 Bobさん検索してみたらものすごく作品が出てきました、S&Gやディラン、ジャニスのチープスリルやら・・・ ものすごく有名な人のようだ、作品集も洋書であるようです。
僕が知らなかっただけのようでした(汗)


購入レコ屋  SORC

購入金額 JP盤       1700円くらい
     USオリジナル  3300円くらい







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by naruru-kato | 2016-07-23 18:42 | Jesse Winchester | Comments(0)

Neil Young その3   Harvest 

ニールヤングの大傑作、ハーベストです。人によってはベスト1に選ぶ人もいると思います、もちろん僕もこのアルバムがベストです。

今回は日本盤です、しかしパイオニアP-8120RのカタログNoを持つこの盤は本国のオリジナルよりも音が良い。と季刊アナログ紙の連載(すでに終了)アナログ塾にて和久井さんが語っているのです。

そんなことが本当にあるのだろうか?確かにP8000番台は音がイイのですが、オリジナルのセカンドプレスくらいの音。というのが一般的な見解なのでは?


無駄なお金使ってでも、いつかはオリジナルを手にして検証したいのですが、やはり御大の大傑作はかなりの高価で流通されていてなかなか手にできないのです。
ちなみにオリジの相場は4~5千円くらい、UK盤のファーストは7~8千円くらいです。

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話は変わりますが、このハーベスト、実は高校の頃に買ってずーと家にあったのです、和久井さんの記事を知ってから何度も聞き返しましたが、この盤そんなに音イイのか?という感じで全体にドラム、ボーカルもこもっていて前に出てこない感じでした、しかも歌詞カードが無い状態のダメ盤だったのでいずれ買い直したいとおもっていたのです。


今回ブログで取り上げたのはオリジナルが手に入ったからでなく、全く同じ日本盤ですが、ニアミントの新品同様の盤(もちろん歌詞付き)を購入し聴き比べたら音が全然違っていたので記事にしました。

2枚を並べてみます、両方とも帯はないです、有ったとしたら5千円はしますね。

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左が以前からあった盤(仮にA盤とする)右が今回購入のニアミント盤(同じくB盤とする)
です。
ジャケの具合、インナー、解説などすべて同じ材質のザラ紙です、ただしA盤は経年劣化でざらざら感が薄れてきています。

B盤に針を落として見ると、明らかにドラムの音が違います、1曲目イントロ、A盤のドラムは「トントンドン」というバスドラがB盤では「ドンドンバシッ」うーん上手く言葉で表現できない、すいません(汗)。しかしハープの音、そしてボーカル、すべてクリアーに前面に出てきているのです。これがオリジナルより優れた日本初盤の音なのだろうか?


カタログ番号も同じ盤ですが、何が違うかレコードをじっくり見てみました。


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こちらも左がA盤、右がB盤です。レーベルの色の濃さの違いは経年劣化によるものかな?



ますA盤ですが、デッドワックス部のマト記号がA盤はA面2-A-5、B面2-A-4.その他に3T9XZという記号も刻印してあります、すべての刻印が薄くて読みにくいです。

続いて今回購入したB盤、はA面1-A-8、B面1-A-7 2T12という記号があります、B盤は刻印も鮮明に打たれています。

一般的に8000番台がJPファーストプレス、P10000番台がセカンドプレススと呼ばれていますが、どうやらA盤はファーストプレス、B盤は超ファーストプレスなのかなーという感じがします。



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ここで一つある事実が判明しました、2枚並べてみてみるとデッドワックス部分の幅が違うのです、B盤のほうが両面とも4mmくらい幅が広い。ということは盤のカッティングが違うという事なのです!当然エンジニアも違うかもしれないし、もしかしたらBの超ファーストプレスはリプリーズ原盤スタンパーを使用、Aのファーストプレスは日本でのオリジナルスタンパーを使用、かもしれません。謎は深まるばかりです。


紙面が無くなってきたので(笑)、この後はサクサクっと行きます

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裏はおなじみのレコーディング風景。相変わらず狭いところでやってますねー(笑)


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これが歌詞カードです、オリジナル盤と同じです、忠実に再現していると思われます。



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解説は小倉エージさん。妥当な人選ですねー。

曲目です。
A面
-1. Out on the Weekend
-2. Harvest
-3. A Man Needs a Maid
-4. Heart of Gold
-5. Are You Ready for the Country?
B面
-1. Old Man
-2. There's a World
-3. Alabama
-4. The Needle and the Damage Done
-5. Words

Heart of Gold 、Alabama 、The Needle and the Damage Done。もちろんこの辺りの曲はニールの超代表曲ですが、他の曲も素晴らしい楽曲ばかり、このアルバムを聞いて何も感じない人はアメリカンロック聴く価値のない人です(キッパリ)。

コーラスで客演しているのは、ジェームステイラー、リンダ、スティルス、クロスビー
、ナッシュという非常に判り易く納得できる人たち。


オリジナルとの音の違いについては、入手しだいレポートするつもりですが、ヤフオクでもなかなか落とせないんでねー、でも前作のアフターザゴールドラッシュのオリジナルを先日1500円という破格値で落とせたので気長に機会を待ちますよ。


いままで一体何回この作品を聞いたかわかりません(CDも含む)それでもまた新たな謎が生まれるなんて、本当に素晴らしい作品であるといえますね。次回のニールは先ほどのアフターザゴールドラッシュの記事にします。(投稿予定は未定ですが)


A盤
購入レコ屋   金額    不明

B盤
購入レコ屋    ファイハイ堂レコード店
購入金額     1800円







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by naruru-kato | 2016-07-17 08:56 | Neil Young | Comments(0)

Joni Mitchell その3   BLUE

ジョニミッチェルの初期の最高傑作と呼ばれているブルーです。
この盤は今まで3回店頭で見かけましたが,買うタイミングを逸し高いお金出して通販で買うしかないのか、と諦めていたところ謎のレコ屋さんが見つけてくれまして,相場の1/3くらいで入手することが出来ました。ジョニ自身でもう2度とこのアルバムのような自己告発的なアルバムを作ることは出来ないといわしめた名作です。

確かに必要最低限のバックにジョニのアコ、またはピアノが加わりほとんど弾き語りに近い感覚。赤裸々という言葉が似合いそうな作品です。(青裸々と言う言葉があればそちらの方がいいです (爆) )




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ジョニはアルバムカバーを自分で描くことが非常に多いのですが、今回は写真です。しかし写真と言ってもこのブルーに染められた写真は一体何を意味するのだろう?表題のブルーはかつての恋人、デビットブルーのことらしいのだが、そこら辺りの事が歌われているのですかね?



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ウラジャケもブルー一色。 右隅にわずかに曲目があるだけ、さらに




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ゲイトフォールドジャケの内側はいつも通り歌詞とクレジットですが、ブルーに淡いブルーの文字。このセンスはたまらん、美しすぎる。実は先日UK盤のジャケを見ることが出来ましたが、ジャケの表面は軽い凸凹のエンボスがかかり、しかもスリーブでした。セカンドアルバムもスリーブだったし歌詞カードは無いし、イギリス人は手を抜きますな。(あのザ・バンドのファーストもスリーブにしてるし)このオリジナル盤はインナースリーブもブルーです。
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これがスリーブです、このブルーのスリーブがカンパニースリーブでは価値が半減するらしい、僕は別にどーでもいいけどね。
参加アーティストは、なぜかベース(もちろんギターも)にスティーブンスティルス、ジェームステーラーも3曲でアコを、スヌーキーピートのペダル、ドラムはラスカンケル。クレジットはたったそんだけです。音の分厚さとかは全くなく、ひたすら簡素なバックにジョニの声が響きます。

曲順です。
A面
-1 All I Want
-2 My Old Man
-3 Little Green
-4 Carey
-5 Blue
B面
-1 California
-2 This Flight Tonight
-3 River
-4 A Case of You
-5 The Last Time I Saw Richard


捨て曲無し(というかこの人、捨て曲というものが存在しないと思う)すべて素晴らしい曲ばかりです。A1から変則チューニングによるカッティングが炸裂です、その後ろでジェームステイラーがリズムを刻んでます。A3では前作のサークルゲームを焼き直ししたようなイントロ。美しい旋律。もーたまりません。
そして表題のA5 たぶん一人でピアノの弾き語りかな。これは、確実に弾きこまれます。サージェントペパーズのA Day in the Life が終わった時、普通の人はボォーしますが、それと同じ感覚です。しばしB面に裏返す事が出来なくなります(笑)


頑張ってB面に針を落とすとなぜか、ほっとするペダルの音。B1もやはり名曲、ジミーペイジがこの曲を聞いて自分も同じ題名の曲を作ったとか?
B3はジングルベルのフレーズを取りこんだ感じのピアノのイントロ、中間部のソロもそれらしきソロ。この曲、本当に沁みるわ。訳詞が無いので判りませんがクリスマスの事を歌っています。うーんやはりジョニの場合訳詞もある日本盤も必要だな(笑)

レーベルです


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リプリーズ、カタログ番号はMS2038 マトは両面とも1です。
ちなみにこの盤を買うまでで出会った盤はすべてWマークがある再発盤だったのでタイミング逃して買えなくて良かったです(笑)


初期の最高傑作ですが、前作のLadies of the Canyonも素晴らしいし、その前のClouds も素晴らしいし、ジャズと融合してからも凄いし・・・・

結局、70年代までのジョニはすべてが最高というしかないです。ひとまずジャコパスと共演したライブまでは揃いましたのでゆっくり検証していきます。


購入レコ屋   ナカシマレコード

購入金額    3000円くらい

参考文献   レコードコレクターズ 1998年12月号











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by naruru-kato | 2016-07-09 16:29 | Comments(0)

Rickie Lee Joneその1  Rickie Lee Jone 

梅雨の間のムシムシした晴れ間に部屋でエアコンかけてビール飲みながら聴くには何がイイか?と考えていたら無性にリッキーリーが良いかな。と思ったので聴いてみました。

このアルバムは1979年のデビュー作で、僕の好きな範囲からは外れているのですがなにぶんジャケが良いので昔買っておいたのです。

新人としては異例の有名なプロデューサー、豪華なバック陣、そしてアルバムカバーは有名な写真家であるノーマンシーフです。


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ほれぼれする写真ですねー。このころのワーナーの女性アーティストのデビュー盤は必ず豪華なバック陣であることが多く、ニコレットラーソン、ヴァレリーカーターなどはワーナー所属の有名どころ、ドゥービー関係、リトルフィート関係、なんかが脇を固め必ずヒットさせるぞー感が出ていて安心して聴けます。



今回のは日本盤です、この頃の盤は特にオリジナル買う必要はないと思います。あくまで自分の趣味の問題ですけど。


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邦題は「浪漫」 まぁ 妥当な題名です、「ロマン」ではないところがグッドです。


このアルバムに参加しているのは、この頃の時代の先端をゆくアーティストばかり、フィュージョン系の人たちです、そのバック陣にリッキーリーの声がベストマッチ。この後に登場する女性SSWはほとんどこのアルバムの影響を受けているのではないでしょうか?リッキーリーが登場していなければ、あのノラジョーンズも出てこなかったのではと思うのは僕だけでしょうか?


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解説は鈴木道子さん。リッキーリーとは何者なんだ?というとこから解説が始まっています。女性ボーカリストのデビューの道筋としては、有名所のバックでひとまずコーラス参加して多少なりとも名前を売り,デビューというのが正しいと思うのですが、この人はいきなりアルバムを出してきたようです。



そして解説にも書いてありますが、この人幼いころにこのアルバムのプロデューサーであるワーナーのラスタイトルマン、レニーワロンカー幼馴染であった証拠写真がウラジャケに載っているのです。


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左上の写真が問題の写真です。UPで見てみると。



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サンタモニカで、ラス、リッキー レニー と   と記してあるのです。
これが本当かどうかはわかりませんが。ジョークだとも思えない凄い写真です。


曲順です
A面
-1 Chuck E.'s In Love
-2 On Saturday Afternoons In 1963
-3 Night Train
-4 Young Blood
-5 Easy Money
-6 The Last Chance Texaco
B面
-1 Danny's All Star Joint
-2 Coolsville
-3 Weasel And The White Boy's Cool
-4 Company
-5 After Hours (Twelve Bars Past Goodnight)

参加アーティストを簡単に書くと
スティーブガッド、アンディーニューマーク、ジェフポーカロのドラムス陣
バジーフェィトン、フレッドタケットのギター
ニールラーセン、Drジョン他のキーボード
トムスコット他のホーン
マイケルマクドナルドのコーラスなどなど。

ジャジィー これこそこのアルバムの為の単語です。そしてメロウ。まさにこの頃全盛のAORの代名詞のような言葉がしっくりきますが、ただ単にAORの枠組みの中だけではこの人は収まりません。SSWとしての才能は抜群です。-5はすぐにフィートのロウェルジョージが76年にソロで取り上げています。大ヒットしたA1はもちろんですがそれに続く-2、-3の美しいこと。このアルバムを聞く最高のシチュエーションとしては、都会の高層マンションの上層階で夕暮れ時にビール飲みながら、街が暗くなってネオンが灯りだすのを眺め楽しむ。 こんなところでしょうね。自分には無理ですが(涙)


一応レーベルです。


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USのワーナーに合わせた同仕様の線入りレーベル。特にどうってことは無いです。



今でも作品を発表しているリッキーリーですが、やはりこのデビュー盤が最高なのは否めません、でもセカンドもジャケが凄く良いし持っていたいアルバムです(持ってますけど)


70年代の女性SSWとは少し感じが違うのですがジョニミッチェルもこの頃はかなりジャズ的なアプローチしてましたし、やはりそーいう時代だったのです。


その中でも一つ抜きん出た作品であることは間違いないです。ちなみにこのアルバムは79年のグラミー賞の最優秀新人賞を取っています。


ううーん  やはりもう一杯ビールが飲みたくなってきました(笑)


購入レコ屋   忘れました
購入金額    たぶん1000円くらい

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by naruru-kato | 2016-07-04 10:37 | Rickie Lee Jones | Comments(0)

大好きな1965~76年くらいのアメリカンロック、フォークなどのコレクションという程のものでもないですが、自分の持っているレコードを聴いておもむくままに感想を書いてます、が評論家ではありませんので難しいことは書きません。レコードジャケットもいろいろと楽しいので、自分で調べたことを書き添えてます。他には渓流のフライフィッシングが大好きです。


by naruru
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