アナログレコード巡礼の旅~The Road & The Sky

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Neil Young その2   Rust Never Sleeps  

ニールヤング先生の79年の傑作アルバム、Rust Never Sleeps です。パンクロックが大ブームを巻き起こしている時にジョニーロットンへのアンサーソングでもある名曲を含み、A面がアコースティク、B面がエレクトリックサイドに分かれニールの両極を見ることが出来る作品です。

この作品のあと前回紹介した怒涛のライブを発表しその後古巣リプリーズを離れゲフィンに移籍後、迷走の80年代に突入していきます。僕的にはこのアルバムはニールの作品の中ではベスト5には入っています、まぁなかにはベスト1という人もいるでしょうねー


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このバカでかいフェイクな機材、後年この機材はいまだにニールの倉庫のようなところに置いてあることが分かりました、なんかのプロモビデオで写っていました。



しかし、この写真好きだなー。バカでかいステージの真ん中にクレージーホースとこじんまりした空間の中だけでライブしているショット。武道館でのグリーンデイルツアーの後半のステージを思い出します。


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ジャケ裏も同じような写真。インナーはカンパニースリーブでは無くこの作品の為の特別製なものですが、

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特にどーてことない写真です、ライブルーストの時も同じステージ写真でした。



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この頃のニールの髪型はパンクっぽくて好きだな。


ところでこの次のライブも前半はアコで弾き語り、その後怒涛の爆音サウンドです。このスタジオ盤と対をなしているように感じます。



A面のアコバージョンは前作のComes A Time の流れをそのまま汲んでいるかのように流れていきます。ニコレットラーソンも今回は1曲だけですが参加しています。
B面の怒涛のバージョンはこれ以降ライブの定番になっていく曲が多く一度針を落とすと微動だに出来なくなる音圧です。


曲目です


A面
-1 My My, Hey Hey
-2 Thrasher
-3 Ride My Llama
-4 Pocahontas
-5 Sail Away
B面
-1 Powderfinger
-2 Welfare Mothers
-3 Sedan Delivery
-4 Hey Hey, My My


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A面すべてに流れるアコの音はこのころ良く使っていた、ギルドの12弦でしょうか?
3~5曲目の流れるような美しい楽曲。たまりません

B面の1曲目、ニールの楽曲の中で間違いなく私的ベスト5に入ります、僕はかなり意見が出ると思いますがギタリストとしてのニールヤングはこれまた世界屈指のベスト5に入れています。情熱のヘタウマギター、どこで聞いてもそぐにニールだとわかる音色。これほど判りやすいギター弾きはロック界でオンリーワンな存在であると思ってます。

アルバムの冒頭とラストを飾るテーマ曲ももちろん素晴らしい事は言うまでもありません。



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レーベルはWマーク入りのリプリーズ カタログNoはHS-2295マトはA面4、B面が8です。


カメレオンのように次から次へといろんなアルバムを出すニール先生ですが、このアルバムのようにA面、B面きっかりと分けて聴けて、そのうえですべて素晴らしいというのはこの作品だけですね。


今回何十年ぶりに久しぶりに腰を据えてじっくり聞きましたが、やはりこれは名盤です。


購入レコ屋   不明

購入金額    不明




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by naruru-kato | 2016-06-27 19:18 | Neil Young | Comments(0)

The Byrds その3 Turn! Turn! Turn!

ザバーズのセカンドアルバムであるTurn! Turn! Turn!です、ファーストに比べてフォークロックの完成度は格段に上がってます。フォークロックというジャンルだけで語ればこのアルバムは「金字塔」という形容詞が一番しっくりきますね。
初めてTurn! Turn! Turn!という曲を聞いたのは映画「フォレストガンプ」の中で使われた挿入歌でした。素直になんちゅーイイ曲名なんだと思ったものです。ちなみにこの曲は自分の結婚式のケーキカットした直前にBGMでかけてもらった曲でもあります(詩の内容は全く確かめずに)僕にとっても非常に感慨深い曲なんです(爆)




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やっとバーズのメンバーの顔写真と名前が一致しました。しかしクリスヒルマンとジーンクラークはほぼ見分けが不可能です(笑)
アルバムは1965年12月。テリーメルチャーのプロデュースです。

このバンドはフォークの曲をエレクトリックで演奏する。というただ単純なものではない事がこのアルバムで証明されてます
ロジャーマッギンの隙間を埋めるような12弦ギターの音(相変わらずキンキンしてますが)見事な3声コーラスワーク、ジーンクラークのメランコリックなオリジナル楽曲。さらに注目すべきはここですでにジーンはカントリーロュク的な作品を発表していることです。

そして、唯一元ザバーズの肩書がいらない男デビッドクロスビーも、このころから存在感を増してきているようです、





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ジャケ裏は誰かの解説が書かれています。

この盤はオリジナルではコロンビアの2つ目360°レーベルですが、これは再発の6目レーベル、いつ頃の再発かは不明。この次のアルバム「Fifth Dimension」の途中でジーンがグループから飛び出しますので、このTurn! Turn! Turn!がオリジナルメンバーで最後のアルバムとなってしまいました(その後再編成もあるが)。


レーベルです。


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65年のアルバムなのでオリジナルは良い状態の物がなかなかないと思うのでこの再発で我慢しています。


曲目です
Am面
-1 Turn! Turn! Turn!
-2 It Won't Be Wrong
-3 Set You Free This Time
-4 Lay Down Your Weary Tune
-5 He Was a Friend of Mine
B面
-1 The World Turns All Around Her
-2 Satisfied Mind
-3 If You're Gone
-4 The Times They Are a-Changin
-5 Wait and See
-6 Oh! Susannah


ターンターンターンはピートシガーの曲です、お約束のディランのナンバーはA-4 B-4です。こちらもいつも通り見事にディランの曲を消化していると言えますね。これ以外にアメリカントラディショナルのオースザンナの見事な解釈。

白眉は-3のジーンクラークですかねー。当初はもっとクラークの曲が多かったそうですがメンバーの間でクレームになり削られたそうです。

そしてソロになって一気に才能を開花させたのですねー。

このアルバムは、僕にとってザバーズで一番のお気に入りの作品です。出来たらオリジナルが欲しいなー



購入レコ屋  SORC
購入金額   1200円

参考文献 レコードコレクターズ1990年9号


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by naruru-kato | 2016-06-19 06:24 | The Byrds | Comments(0)

Laura Nyro その3 Season of Lights


ローラニーロの1976年のライブ盤です。1977年発売、録音会場はコロラド大学カレッジホールでの公演、マサセーチェシュの野外公演、他です。ミュージシャンは本拠地ニューヨークの一流のジャズメン達、ジョントロペイ、マイクマニアリ、らです。
メチャ上手い人達ばかりですので聴いていてものすごく気持い良くなります。
ローラは数年のブランクののち1976年に「smile」という非常に聴きやすいアルバムを発表しそのお披露目ツアーという事のようです。



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このアルバムが僕の初めてのローラ体験でした、この人だけは全く前情報(事前に音源を聞いていない)無しに購入。どんな感じの音楽家も知らなかったのですが、すんなり入ることが出来ました、最初のアルバムが「イーライ」とか「ニューヨークテンダベリー」でなくて良かったです。最高傑作と呼ばれるこれらの2,3rdアルバムは少し難しすぎて入門者には合わないですね(笑)


ところでこのアルバムは当初、2枚組16曲でプロモまで作られたそうですが発売直前になり曲も差し替えられ1枚のアルバムになってしまったのだそうな。日本盤のCDのデラックスバージョンでは16曲入りになっているらしいのでそちらも欲しいです。

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ステージ写真のウラジャケ。このアルバムは日本贔屓のローラが日本の画家の作品をあしらっています。

調べたところ谷内六郎という画家の作品です。もうすでに無くなっている方でした。週刊新潮の創刊から表紙絵を担当していたそうで、なんとなく見たことある感があったのはそのためでした。


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使われている作品はすべて日本のふるさと的な絵ばかりですね。ほのぼのした作品ばかりです。


インナーはこれも同作者の絵が使われた特製のものです。



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夏の絵と

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冬の絵ですね。

曲順です
A面
-1 The Confession
-2 And When I Die
-3 Upstairs By A Chinese Lamp
-4 Sweet Blindness
-5 Captain St. Lucifer
B面
-1 Money
-2 The Cat-Song
-3 When I Was A Freeport And You Were The Main Drag
-4 Timer
-5 Emmie

ウェデイングベルブルース、キャリフォルニアシューシァンボーイ、とかは入っていませんがほぼベストな選曲。この時点の新作であるsmileからがやはり多いかな。

それにしても、バック陣の上手い事上手い事、さすがNYのセッションマン、ギターのジョンのテレキャスターと思われる音色は艶々でたまりません(写真で確認するとテレキャスターデラックスかな?)それにローラのピアノが絡み極上の音を作り出してます。

最後を飾るEmmieですが、発表以来生涯歌われ続けたと言われる歌です。本当にこの曲は素敵です。

レーベルです


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コロンビア盤 オレンジ6アイです。カタログ番号はPC 34786 マトは1A 1Bとありますが、いつ頃の盤かはさっぱりわかりません。

この盤の他に本家ボトムラインのライブとかも出ているのでいずれ出会えば欲しいアイテムです。


購入レコ屋  サンオブスリーサウンズ

購入金額   忘れました 2000円台かな?

参考文献   レコードコレクター2008年 2号



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by naruru-kato | 2016-06-12 08:06 | Laura Nyro | Comments(0)

Carly Simon その2 No Secrets

カーリーサイモンの最高傑作、全米No1のアルバムであるNo Secretsです。
ちょうどこのアルバム発売前にジェームステイラーと結婚し乗りに乗っている状況でのレコーディングなんでしょうか?すべての楽曲が素晴らしい、捨て曲無しと言いきれます。ファースト、セカンドではまだまだな所もありましたが、このアルバムで才能が一気に開花した感があります。プロデューサーも旬のリチャードペイリー。完璧なSSWの金字塔と言っても過言ではないでしょうね。


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そして、作品の良さを後押しするこの見事なジャケ。胸ポチ具合は最高ですね(笑)
ずーと見てたくなります。これに続くのがリンダロンシュタットの「Hasten Down The Wind」ですが、形はカーリーのが断然イイです(なんの話や)

しかしカーリーサイモンの曲作りの素晴らしさはローラニーロにも通じるところがあるように思いますが、ローラ程難解ではないし、かと言って普通にAメロ、Bメロ、サビのような単純な物でも無いです。たとえばAメロのあとA”があったり、メロディーの最後の歌詞が微妙に半音ずらしていたり、んー言葉で書くのは難しいですが。


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ジャケ裏です、顔の半分が口  的な見事な写真。ボーカリストはやはりこれでないと。


このアルバム、久しぶりに日曜日の朝に聴きましたが、まさにぴったり。日曜の朝、これ以外に何があるのだ。という感じで素晴らしい聴きごたえでした。


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曲ごとにクレジットが細かく載っています、ローウェルジョージ、ジェームステイラー、ボニーレイトらが客演。そしてこれは有名な話ですが、大ヒット曲の「Your so Vain」ではミックジャガーがコーラス付けてます(ノークレジットですが)当初この曲をなんの知識もなく聴いていて、2番目のサビで「うっ この声は」と唸った事を覚えてます。最後のコーラスで間違いなくミックだと確信し、いろいろ調べてみたらやはりそうだったのです。こーいうのって本当に楽しいですねー

さらに、Night Owlではコーラス、ポール&リンダと書いてある。凄すぎる!


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この盤はUSオリジナル盤ですが、和久井さんの話によると日本ビクターの初盤が一番音がイイらしい。本当かいな?

しかしこの盤もアコとピアノの抜けの良さは特筆ものです。目の前で演奏しているようです。


A面
-1 The Right Thing To Do
-2 The Carter Family
-3 You're So Vain
-4 His Friends Are More Than Fond Of Robin
-5 We Have No Secrets

B面
-1 Embrace Me, You Child
-2 Waited So Long
-3 It Was So Easy
-4 Night Owl
-5 When You Close Your Eyes


どれがイイかとは言えません、すべて素晴らしです。
歌も自信を持って歌っているのがよくわかりますねー


レーベルです

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エレクトラ バタフライレーベルです。カタログNoはEKS-75049マトA5、B5です。かなり売れたアルバムなんでセカンドプレスくらいでしょうか?


この後カーリーは怒涛のエロジャケ路線に進んで世の男たちを大いに楽しませてくれるのですが、やはりジャケを見て「これ買おう」と思わせることは大切なんですよね。


そんでもって曲も良いし、歌もうまいので文句無しです。


追記  僕のカーリーの愛聴盤は後年の作品のトーチというジャズのスタンダードアルバムなんですけどそちらのジャケもエロくてイイですよー。


購入レコ屋    ミュージックファースト

購入金額      2500円くらい


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by naruru-kato | 2016-06-05 10:09 | Carly Simon | Comments(0)

大好きな1970年代のアメリカンロック、フォークなどのコレクションという程のものでもないですが、自分の持っているレコードを聴いておもむくままに感想を書いてます、が評論家ではありませんので難しいことは書きません。レコードジャケットもいろいろと楽しいので、自分で調べたことを書き添えてます。他には渓流のフライフィッシングが大好きです。


by naruru-kato
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