アナログレコード巡礼の旅~The Road & The Sky

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カテゴリ:John Simon( 1 )

John Simon     John Simon’s Album

2月になりました、唐突ですがこれから2か月間はウッドストック系(以下WS系)のアーティストを取り上げます。
ちなみにボブディラン&ザバンドは通常よく取り上げていますので除く。です。

正直に申し上げると、アメリカンロック大好き!と書いておきながらWS系はボブ&ザバンド以外はほとんど聞いてたとがなかったのです。もっというと、ウエストコースト系、サザンロック系のみ聞いていただけの中途半端な聞き方をしていたのです。1年前にスワンプにはまり、半年前にWS系にはまり。これで、ようやくアメリカを一周回ってきた(笑)という感じなんですねー

今回はWS系の中でも異色のアルバムかもしれないジョンサイモンのファーストアルバムです。でも日本ではワーナー名盤復活シリーズとして隠れた人気盤です。
ちなみにジョンサイモンさんは、ザバンドのファースト&セカンドのプロデューサーです。そうです、あの「Music Fromm Big Pink」の音を作り上げた人です!他にはサイモン&ガーファンクル、佐野元春なんかも手掛けていますね。 本業はプロデューサーなのでミュージャシャンとは言えないかもしれませんがジャズやクラッシック音楽も詳しいそうです。

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凄く不思議なジャケ。中国は桂林の水彩画のような絵が裏表すべてに使われていますが、描かれている人はもう少し東南アジア系の顔立ちです。デザイナーはまたもや例のBob Catoさん。
裏ジャケも同じような絵です。



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アルバムの印象は、不思議なレコード。これ以外に無いです。はっきり言って強く印象に残る楽曲が無いのですが、アルバム全体を占めるジャジィーでありポップでありR&Bでもあり。そして彼の声が男とも女ともとれる良くわからない声。いったいこれはどーいう音楽なのだ?しかしこの盤を購入してから半年たちますがかれこれ30回以上は聴いています。ハマる人にはどっぷりはまるレコードといえます。
そういえば同じ音楽制作サイドの人間で、WS周辺でエンジニアとして腕を磨いたトッドラングレンも同じような声です。二人共独特のパラレルワールドを持っているのですね。



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ゲイトフォールドの内ジャケです、写真は奥さんなのでしょうか?
この絵を描いた人はEugene Greganという人で。僕の予想では中国の山水画のような雰囲気をアメリカ人が描いたらこうなった。という感じですね。



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このアルバムはプロデューサー業の特権を生かし(笑)ものすごい沢山のミュージシャンが参加しています。

WS系からはオーリアンズのジョンホール他、ザバンドからガースハドソン、リックダンコ、レボンヘルム、スワンプ系からリオンラッセル、ジムゴードン、カールレイドル、ボビーウィトロック、リタクーリッジ、ボビーキース、デラニーブラムレット等。エンジニアは全11曲で曲ごとに7人も参加している。



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ものすごく沢山のスタジオで録音されたようですが、凄い事にバックのメンバーが変わっても出ている音はほぼ全曲同じ。いったい何のために沢山のミュージシャンを使ったのだ(爆)といえますね。


バックの人たちで一番沢山参加しているのはオーリアンズのジョンホール。ベアズビルスタジオではハウスギタリスト的役割でもあったようですが、上手い事オブリガード決めております。


曲目です
A面
-1 The Song of the Elves
-2 Nobody Knows
-3 Tannenbaum
-4 Davey's on the Road Again
-5 Motorcycle Man
-6 Rain Song
B面
-1 Don't Forget What I Told You
-2 The Fool Dressed in Velvet
-3 Annie Looks Down
-4 Did You See?
-5 Railroad Train Runnin' Up My Back



A-4だけはロビーロバートソンとの共作、あとはすべてサイモンの曲です。
A面、1曲目The Song of the Elves とエルビスに捧げられたような題名ですが、ロックンロールでは無くて、アルバムの1曲目としてはいきなり摩訶不思議な曲。-2はトッドラングレン風なピアノの弾き語り、ものすごく素晴らしい曲。ザバンド風の Tannenbaumですが、バンドのように男臭さが全くないのですんなり耳に入ってきます。白眉は-4のDavey's on the Road Again かなー  これも全体にザバンドっぽい楽曲です。

B面もまったく同じように進んでいきます。-1はジョンのピアノの旋律がたまらんなー。最後のRailroad Train Runnin' Up My Back はLAスワンプというかドミノスのメンバーにリタクーリッジが参加してますが、それでもやはりジョンサイモンズワールドに変わりありません(笑)


レーベルです。

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音が良いと思うワーナーのグリーンレーベル。カタログNoWS1849 マトは両面とも1でした。




プロデューサーがアルバムを作るというのはあまり聞いたことがなくて、他にはテリーメルチャーくらいかな(もちろんトッドも)。でもやはりこの盤はWS系の名盤の一つであると僕は思います。この後ほとんどジャズのアルバムなど出しています。


自分的には生涯の友になってしまいました。



購入レコ屋    ナカシマレコード

購入金額      2800円





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by naruru-kato | 2017-02-01 06:32 | John Simon | Comments(2)

大好きな1970年代のアメリカンロック、フォークなどのコレクションという程のものでもないですが、自分の持っているレコードを聴いておもむくままに感想を書いてます、が評論家ではありませんので難しいことは書きません。レコードジャケットもいろいろと楽しいので、自分で調べたことを書き添えてます。他には渓流のフライフィッシングが大好きです。


by naruru-kato
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