アナログレコード巡礼の旅~The Road & The Sky

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カテゴリ:The Band( 3 )

The Band その3   Stage Flight

スワンプ特集は先月で終わりにしました。リオンラッセルを取り上げないといけないのですが日本盤しかないし、あまり得意ではないので(汗)
今月から通常のシリーズになります。通常の定義は「僕がその週良く聞いたレコード」です(笑)
久しぶりにザバンドです、運良くサードアルバムのステージフライトのオリジナル盤が安く変えたのでじっくり聞いてみました。もちろんCDは持っています、アナログはこれが初めて買ったはずです。



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虹をイメージしたBob Cato という人のデザインです、この人はジェシウインチェスターのアルバムもデザインしています、そのアルバムジャケも凄く変なんであまりセンスは良くないとしか言いようがありませんね(笑)


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裏ジャケも同じようにレインボーの帯が。実はUSオリジナル盤はこれに写真家のノーマンシーフのレコードの上から被せるポスターが当初は付いているのです。という事なのでそのポスター完備のレコードはかなり高価でしかもなかなか出てきません、UK、JP盤はゲイトフォールドジャケになっていてその内側に写真が載っています、US盤は厚紙のスリーブジャケです。


紙ジャケCDではそれを再現しています。


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このようにガースハドソン、リチャードマニエルが表面、全体だとこのような感じですね。



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こんな感じでポスターが付いていたのです。アメリカ人がこれも大事にとっていたとは到底思えません、ほとんどが壁に張られたりしていて現在このポスター付きオリジナルは凄い値段になっています。


曲目です
A面
-1 Strawberry Wine
-2 Sleeping
-3 Time to Kill
-4 Just Another Whistle Stop
-5 All La Glory
B面
-1 The Shape I'm In
-2 The W.S. Walcott Medicine Show
-3 Daniel and the Sacred Harp
-4 Stage Fright
-5 The Rumor



実はこのアルバムはCDで聴いていて、ザバンドの中では一番好きではないアルバムでした、しかし今回初めてレコードで聴いてみて「これ、こんなに良かったかなー」というのが正直な実感なのです。

A-2のリチャードの切ないバラード、CDで聴くとまったくノーマークでしたがアナログだと凄く素敵です。ロバートソンのギターソロもカッコいい、マニエルのバラードでギターソロがあるなんてこの曲くらいでは?
A-3リックダンコのボーカル 彼はこのアルバムでフレットレスベースを初めて使ったそうです、これから先、例のとんがったベースになめらかさが加わりますねー

A-5はレボンしか出せない味わいあるボーカル、このアルバムは3人のボーカリストの成熟が感じられます。が3人がコーラスする歌は少なくなってきてます。もともとザバンドの魅力は3人全員主旋。というイメージが強かったから(汗)

B-1はライブで定番になります。ここで初めてリチャードとリックがコーラスしてます。-2もライブでは定番。-3が一番ザバンドっぽいかなぁー

-4タイトル曲、これもステージの定番になります、リックの歌はここでほぼ完成型になっています。

最後の曲で3人が各バースを歌いサビで全員で歌うという「ザウエイト」的な大技で締められます、やはりこーいうのがイイですよね。いかにもザバンド的。

このアルバムは教会のステージで一発録りで録音されたことは有名です。
いままでファースト、セカンドの評価に比べかなり低い評価しかなかったアルバムですが、僕は今回聴き直してこれは凄くイイアルバムだと感じました。

ロビーが主体ではなく全員で作った感があるんですよね。しかしこのころからグループ内の不協和音が生じ出しているのです。


レーベルです。


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オリジナルのライトグリーンキャピトル。マトはA/1 B/2です。今まで再発のレッドキャピトルは何度も見かけましたが、ザバンドに関してはオリジナルしか買うまい!と思っていたので我慢して買わなかったのでようやく見つけた時は「うぉー」と叫んでしまいました。しかも赤でも2000円以上していたのにこの緑は1480円でしたから。ラッキーです


あとは、セカンドのオリジナル(推定5000円くらい)とフィーストのオリジナルBD表記なし(推定8000円くらい)をいかに安く手に入れるかですねー


購入レコ屋  グレイテストヒット

購入金額    1480円


参考文献   レコードコレクター  ザバンド 特集号


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by naruru-kato | 2016-05-01 20:02 | The Band | Comments(0)

The Band その2 Cahoots

アラントゥーサンさんが亡くなりましたね。特に思い入れがあるわけではありませんが、この人で思い浮かぶのは
The Bandのカフーツ、ロックオブエイジズです。それから全然関係ないですが、バンドやってた頃たまにステージに立たせていただいた名古屋市緑区のライブハウス「アランプーサン」くらいが思い出します(汗)


そーいうことで、今回は4枚目のアルバム「Cahoots  カフーツ」です。

UK盤は初体験、UK独特のペラペラジャケです。もっというと「ペランペラン」そんな感じ。



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カフーツはザバンドの中でもラストアルバムの「Islands」とともに一般的に人気がないアルバムです。


ふつうのファンはファーストの「Music From Big Pink」または次の「The Band」という事になるのでしょうが、僕はこの地味なジャケの地味な音楽が詰まったカフーツが最高に好きです。


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僕的にこのアルバムの位置づけをすると、スタジオ録音の最終アルバムがカフーツだと思ってます、後期の傑作アルバム「Northern Lights - Southern Cross」はロビーのソロに近いし、本当のラストの「Islands」はすでにバンドの存在は無いに等しい状況だし。(でも双方ともよく聞くんですが)こんな風に感じているのはいささか危険でしょうが、やはりこのカフーツがバンドとしては最後のアルバムであったと思ってます。


収録曲は11曲です。


A-1 Life Is a Carnival
-2 When I Paint My Masterpiece
-3 Last of the Blacksmiths
-4 Where Do We Go from Here?
-5 4% Pantomime
B-1 Shoot Out in Chinatown
-2 The Moon Struck One
-3 Thinkin' Out Loud
-4 Smoke Signal
-5 Volcano
-6 The River Hymn


A面1曲目のLife Is A Carnivalでアラントゥーサンがホーンアレンジしています。ザバンドとしては初の本格的なホーン導入です。2曲目のディラン作のMasterpieceと続き、今度はヴァンモリソンが客演する4%Pantomime、これを聞くとあのラストワルツでのキャラバンの名演が思い出されます、何度も何度も短い脚を蹴って歌う姿は感動的でした。ここではリチャードとボーカルを掛け合いながら気だるく促すように歌っています。この曲でようやくロビーの渋いギターソロがいかにもという感じでバックに流れます。

B面の2曲目、The Moon Struck One、リチャードの切ない歌声。この曲が一番しっくりときます、最後はレボンが歌うRiver Hymnで終わります。このB面はかなり地味です。でもその地味さがこのバンドの魅力であると僕は思っているのでこのアルバムを一番よく聞くんですね。



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ゲイトフォールド・カヴァーの内ジャケです、このようにシワシワになるほど薄い紙質、ピンク色の何かの後も見られます、もしかしたらウォーターダメージかもしれません。


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エンボス加工のような紙質です、以前持っていたUS盤は縦の絹目でしたから感じがかなり違います。



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ジャケット印刷、作成はGarrod&Lofthouse Ltd パテントNOも記載されています。





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よくビートルズのアルバムなど作っている会社ですね。







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レーベルはUK初回プレスのグリーンキャピトルです。



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ファーストプレスのUK盤は初めてですが、やはり素晴らし音です、全体に霧に包まれたような奥深い音、とでもいいましょうか。音と音の隙間をガースの鍵盤が埋めていく感じが多いザバンドのようなグループはUK盤のがいいのですかね?


ザバンド的アメリカンロックの旅が終わってしまいメンバーの意思統一もあまりなく現状打破のため仕方なく外部(アラントゥーサン)にホーンアレンジしてもらったがアルバム全体の統一感もなく失敗作であった。というのがこのアルバムの一般的な見解ですが、むしろ傑作もなく印象が薄いのが魅力的、というのはおかしいでしょうか?




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by naruru-kato | 2015-11-13 19:43 | The Band | Comments(0)

The Band その1 Music From Big Pink


今回はアメリカンロックの最高峰、良心、歴史。などと形容詞がつくザ・バンドのデビューアルバム、歴史的な1枚であるMusic From Big Pinkです。

高校のころは、ディープパープル、ツッペリンなど聴いていたので、初めて聴いたときは、何じゃこの地味なバンドは、ロビーロバートソンのソロギターに「もっと気合い入れて弾かんかい!」と思ってました。


しかし20歳を超え、ディランに傾倒するようになると当然ザバンドにもハマり始めました。


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69年に出たこのアルバム、実はThe BandのすべてのアルバムはLPで持っていたのですが、CDに移行する時すべて売ってしまいました。



当然CDですべて買い直ししました。紙ジャケリマスターシリーズで全部揃ってます。



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こーいうとき、貧乏レコード買い直しコレクターとしてはどーしたもんか、と悩むのです。


しかしこのジャケットだけはどーしてもレコードでもう一度ほしい!


実はこのジャケの絵は御大ボブディランが書いています。


US盤、日本盤とも初回は表記してないのですが、再プレスからはジャケの右端にBD1968と表記してあるのです。

(ボブディラン 1968年作という意味)


せっかく買い直すのだから「初回盤しか買うまい」と思っていたところ日本盤ですが初回プレスが安く手に入りました。


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右隅には69NEW ROCK SERIES と印刷されています。東芝音工が立ち上げたシリーズで、他にはCCRのアルバムにも印刷されています。


昔はニューロックというジャンルだったのですねー(笑)


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ジャケ裏、実はこのアルバムにはどこにもThe Band の文字がありません。



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わかりにくいですが背面にも Music From Big Pink としか書いてないし。


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中の歌詞カードにもありません、たぶん解説があってそこに演奏「The Band」と表記していたと思うのですが、僕が買った盤には解説がありませんでした。


もし解説がもともとなかったとすればどこにも演奏者の表記がない。というとんでもないアルバムとなっていたのでは?


しかもジャケは見開きではありません。昔僕が持っていたUS再発盤は見開きでした。実はUK初盤も見開きではありません、しかもジャケットのど真ん中に大きな字でMusic From Big Pinkとピンク色の文字で書いてあるのです。

ジョ-ジハリスンがレコード会社にクレームの電話を入れた。という有名な逸話があります(笑)

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これはCDの紙ジャケシリーズですが、これと同じです。



謎だらけの日本盤初回プレスのレコードです。


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レーベルはレインボーキャピトル。 ここにもメンバーの名前のみ。


しかもカタログNOはCP8661なのに本盤はSAKAO1-2955マトリクスNOはA面、B面ともに1S、となっています。

SAKAO-2955とはUS盤のカタログNOなんです。


これはいったいどーいう事なのだろう?

A-1. Tears Of Rage
 2. To Kingdom Come
 3. In A Station
 4. Caledonia Mission
 5. The Weight

B-1. We Can Talk
 2. Long Black Veil
 3. Chest Fever
 4. Lonesome Suzie
 5. This Wheel On Fire
 6. I Shall Be Released


音のほうは、たぶん凄くいいです。このアルバムの昔聴いた印象は、すべてがオブラートに包まれたポコポコした音。そんな感じでしたがこの
レコードはロビーの弾くギターのピッキングニュアンスまでわかります。


リマスターCDと比べても全く遜色ない音です。


CDのほうはサービスのつもりで全曲終わってからボーナスで数曲入っているので最後のI Shall be Releasedが終わった後の切なさを体感できません。


やはり、このアルバムはレコードで聴かなくてはならないでしょうね。

US盤のファーストプレスは高くて無理なんでsecond、third プレスくらいはよい状態のがあれば買ってみようと思ってます。


※ その後の調査でこの盤はやはり日本初盤、タイトルは「ザ ウエイト 演奏ザバンド」と書かれた解説も付いていたことが判明しました。 2016/4/12


購入レコ屋 バナナレコード大須店

購入金額  1500円くらいだったかな?






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by naruru-kato | 2015-09-05 19:37 | The Band | Comments(2)

大好きな1970年代のアメリカンロック、フォークなどのコレクションという程のものでもないですが、自分の持っているレコードを聴いておもむくままに感想を書いてます、が評論家ではありませんので難しいことは書きません。レコードジャケットもいろいろと楽しいので、自分で調べたことを書き添えてます。他には渓流のフライフィッシングが大好きです。


by naruru-kato
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