アナログレコード巡礼の旅~The Road & The Sky

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カテゴリ:Rita Coolidge( 2 )

Rita Coolidge その2  Nice Feeling

デルタレディー、リタクーリッジのセカンドアルバム、豪華絢爛ゲストに囲まれたファーストと打って変わって、今回はデキシーフライヤーズというバンドに仲の良いマークベノが加わり、バンドアンサンブルをバチッと決めた非常に渋いアルバムです。


ファーストよりもこちらのセカンドの方が人気があるという文章も目にします。

髪の毛を縛っている本当にあどけなさが残るこのジャケ、テクスチャー加工された非常に渋いデザイン。



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後年、アメリカを代表するポピュラー女性ボーカリストになりますが、顔立ちはだいぶ変わってしまいました(爆)僕としてはこのころのリタの顔の方が好きです(笑)


裏ジャケです、バンドのメンバーが左側に、一応準主役扱いです。



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いかにもチェロキー族の血を引く彼女らしい写真、そーいえば姉のプリシラはインディアンの血を引いているような顔立ちではないので両親のどちらかがインディアン系という事なのでしょう(どーでもいい事ですが)


固定メンバーの他にピアノでアルクーパー、オルガンにニックデカロ、ポコのラスティーヤングもスチールギターやってます。


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ゲイトフォールドの内ジャケです、特にどうという事はありません(汗)

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インタブリーダーであるリタの今回の選曲も素晴らしいです、マークベノはもちろんレイチャ-ルズで有名になったナンバー、ディラン、ニールヤング、デイブメイソンなど、スワンプを代表するアーティストらしい素晴らしい選曲。しかし姉のプリシアの曲はやっていません。


所で最近プリシアのファーストと、ブッカーTとのデュエットアルバムをゲットしたのですが実はこちらの方がドロドロのスワンプっぽいのです、特にファーストは脳みそ解けそうになるくらいのドロドロ感なのですが、ここら辺がリタと違う感じがします、リタはもう少し洗練された曲を選んでいるので、この後にアメリカを代表するポピュラーシンガーになっていくのでしょうね。ただし76年以降のリタのアルバムも購入したのですが自分的にNGでした。


前回の記事にも書きましたがやはりリタは5枚目までがgoodです、それ以降はいまいちです(あくまで僕の趣味の問題でありますが)


曲順です
A面
-1. Family Full Of Soul (Marc Benno)
-2. You Touched Me in The Morning(Mike Utley / Steven Bogard)
-3. If You Where Mine (Jimmy Lewis)
-4. Nice Feelin' (Marc Benno)
-5. Only You Know And I Know (Dave Mason)

B-1. I’ll Be There (Jimmy Lewis)
B-2. Better Days (Graham Nash)
B-3. Lay My Burden Down (Mike Utley / Steven Bogard)
B-4. Most Likely You Go Your Way (And I'll Go Mine) (Bob Dylan)
B-5. Journey Thru The Past (Neil Young)

A-1 マークベノの作品で幕を開けます、リタに歌ってもらうように作られたかの
  ような素晴らしい楽曲、バックの演奏もタイト。歌の間のギターが気持イイ
  ギターはストラトでしょうか?

 -2 いかにもリタの為に作られた歌い上げ系の曲、素晴らしい。

 -3 イントロのピアノから続きいきなりマークベノとのハモで始まります。

-4 マークベノの代表曲、本人よりもやはりリタの方がいいなー

 -5 もはや説明無用、デイブメイスンの代表曲、他にはデラボニも取り上げてい  
   ます、スワンプの大傑作。


B-1 イントロのオルガンはブッカーT風、これは溶ろけそう(笑)

-2 珍しくグラハムナッシュの曲です。しかしいろんな所から曲見つけてきますね

-3 これもリタにはピッタリの曲ですね

-4 ディランの邦題「我が道を行く」。ディランの偉大なる復活に収録されたナン
  バーはこのリタのアレンジを参考にしてるんではないだろうか?
  しかし、この選曲は失敗かな? 

-5 最後はニールのライブ「Time Faded Away」にピアノ弾き語りで収録された
  僕の大好きな曲です。ここではほぼオリジナルに忠実に再現されていて最後を
  飾るにふさわしい出来となっています。ちなみにピアノはアルクーパー。
  ファースト同様に最後の締めくくりにニールの曲というのが非常に気になる。


レーベルです。

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オリジナルのブラウンです。マトは両面ともT-1です。


選曲が命のリタですが、今回も素晴らしい選曲をしてますね。特にニールヤングの曲が前回同様に素晴らしいです。


今回のキーパースンは間違いなくマークベノです、いたるところでコーラス、ギターソロでアルバムを演出しています。


購入レコ屋   ナカシマレコード


購入金額     2500円くらい









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by naruru-kato | 2017-07-20 20:13 | Rita Coolidge | Comments(4)

Rita Coolidge その1   Rita Coolidge 

スワンプの歌姫、デルタレディの称号が与えられている、リタ・クーリッジの1971年のデビューアルバムです。実際はこれより前にLAスワンプ関係では何度もコーラスでそこら中のアーティストのアルバムに参加しており、さらにジョーコッカー+マッドドック&イングリッシュマンのライブでソロでリオンのスーパースターを歌い上げ注目されていた中、満を持してのファーストソロという感じで出たアルバムですね。

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しかし、スワンプ関係のアルバムでのコーラスの多さよ。デラボニは言わずもがな、リオン、マークベノ、ドンニックス、その他大勢さらにクラプトン、ジョージ、デイブメイスンとそこらじゅうで顔出してます。リタの参加がないスワンプはスワンプであってスワンプでなし。こんな格言が出来そうです(笑)


なぜ、彼女はこんなにひっぱりだこだったのだろう?歌がメチャ上手いとも思えないし、でもインディアンの血を引く顔立ちは美人だし、そこらへんか?
でもじっくり聞くと低音域の安定感は抜群です。


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ジャケ裏は参加ミュージッシャンの詳細が明確に書かれています。もちろんスワンプ人脈総出演です。

ドラムはジムケルトナー、ベースにクリスエスリッジを核とし、キーボードはリオン、ブッカーT、ギターはスティーブンスティルス、クラレンスホワイト、ライクーダー、ジェリーマギーら。ホーンはボビーキースと仲間、コーラスに姉のプリシア(ブッカーTの奥さんでもある)グラハムナッシュなどが参加。なんという贅沢なデビュー盤なんだ。


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ところでリタは自作自演歌手ではありません。他人の曲を歌うインタプリダー(解釈歌手)です。という事は選曲がすべてなわけです。アメリカで有名なのはもちろんリンダロンシュタット。彼女の選曲はウエストコーストにふさわしい見事な選曲でアメリカで一番の歌手であることは間違いないですが、南部テネシー出身のリタの選曲もその土地にふさわしい見事な曲選びだと思います。


曲目です

A面
-1  That Man Is My Weakness (Donna Weiss/Craig Doerge)
-2  Second Story Window (Marc Benno)
-3  Crazy Love (Van Morrison)
-4   The Happy Song (Otis Redding/Steve Cropper)
-5   Seven Bridges Road (Steve Young)
B面
-1   Born Under A Bad Sign (Booker T. Jones/William Bell)
-2   Ain’t That Peculiar (W.Robinson/ W.Moore/Rogers)
-3   Mountains (Marc Benno)
-4   Mud Island (Donna Weiss/Mary Unobsky)
-5.  I Believe In You (Neil Young)


初期のアルバムではマークベノ、ニールヤングの作品は必ず取り上げています。そしてスティーブヤングのA-5 これは沢山の人が取り上げてます、イアンマシューズそしてイーグルスの演奏で超有名になった曲です。


リタは70年代のスワンプ期はそれほど売れなかったのですが、80年代にコンテンポラリー歌手としてアメリカを代表する歌手に成長します。でも僕はその頃よりもサードアルバムくらいまでのスワンプ路線のほうが断然好きなんですよねー。



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A&Mのカンパニースリーブ。左上にはリタのサードアルバムその反対はリタと結婚したクリス・クリストファーソンとのデュエットアルバムの宣伝も載っています。



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レーベルです、これは再発のA&Mのマークです、たぶん70年代後期頃でしょう。


リタ・クーリッジはLAスワンプを語るには必要不可欠の歌手です。なぜか他の人のアルバムにリタの参加文字が見られると非常に安心して聞けてしまうのです。



この後にセカンド(入手)サード(探し中)はマークベノを中心とした固定メンバーで固められ、少し豪華さがない代わりに、しっとりとしたイメージが強いのですが、なかなか素晴らしいアルバムです。70年後期からはAOR的な選曲になり僕は好きじゃ無くなりましたが、やはりアメリカを代表する歌手であることは間違いないですよね。



購入レコ屋   忘れました

購入金額    たぶん1000円くらい


参考文献    ウエストコーストロック
        レコードコレクターズ2010 7号









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by naruru-kato | 2016-04-09 18:22 | Rita Coolidge | Comments(0)

大好きな1965~76年くらいのアメリカンロック、フォークなどのコレクションという程のものでもないですが、自分の持っているレコードを聴いておもむくままに感想を書いてます、が評論家ではありませんので難しいことは書きません。レコードジャケットもいろいろと楽しいので、自分で調べたことを書き添えてます。他には渓流のフライフィッシングが大好きです。


by naruru
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