アナログレコード巡礼の旅~The Road & The Sky

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カテゴリ:Marc Benno( 2 )

Marc Benno その2   Ambush

マークベノのサードアルバム、アンブッシュです。前作の最高傑作「ミノー」に比べてかなりバンドアンサンブルが主体となっていてブルースが基本になっている感じのアルバムです。本人も自分はブルースシンガーだ。と語っています。

しかし、声は相変わらずナヨナヨしていて、ブルースには合わないんじゃないかなー
一応LAスワンプの中で語られるベノですが、どーもスワンプのイメージからはかけ離れています。僕的にスワンプの印象はリオンラッセルのように髭を生やし、またはドンニックス、ジョンヘンリーカーツのように南北戦争の南軍の軍服を着ていたり(笑)。またはデラボニのようにバリバリのゴスペルであったり、まぁーそれが自分的なイメージなんですけど。

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ザラ紙で質感抜群のジャケ、マークベノがほほ笑んでます。タイトルのアンブッシュとは「待ち伏せ」とか「奇襲攻撃」という意味のようです。非常にカッコいいジャケです。


裏ジャケ、これまた素晴らしい。


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これはゴールドトップのレスポールかな。それにバラの花が書いてある(または貼ってある)当然ベノのメインギターでしょう。そして左に参加メンバー、ゲスト
クレジットなどが非常に判りにくい字体で書かれています(汗)
これが本当に読みにくい。

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基本メンバーはベノにベースのカールレイドル、ドラムスはジムケルトナー、キーボードがマークアトリー、サックスはボビーキース。このメンバーでバンド的に録音していますのでグルーブ感はたまりません。

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専用レコードスリーブはメンバーの写真となっています。そこにゲストでスライドギターでジェシエドディビス、キーボードのブッカーT、ボニーブラムレットもヴォーカルで1曲参加。今回はお決まりのリタ&プリシアクーリッジ姉妹は参加していませんねー。


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インナーの反対側は親切に歌詞カードなのですが、これまた読みにくい字体。逆に不親切となっています(笑)


曲順です
A面
-1 Poor Boy
-2 Southern Woman
-3 Jive Fade Jive
-4 Hall Street Drive

B面
-1 Share
-2 Donut Man
-3 Sunshine Feelin
-4 Here To Stay Blues
-5 Either Way It Happens

A-1 イントロからブルージー。ワウを使った16ビートのリフが繰り返されます。その上をベノのボーカルが流れます

-2、ギターにジェシエド。同じリフが繰り返される中で演奏にまったく合わないベノの声が笑える。セカンドヴァースのジェシエドのスライドギターのみ聞く価値があるのかも(笑)

-3 インストです。なんか意味わからん曲です

-4 これもジェシエドのギターが聞けます。これも同じリフを繰り返しながら各所にいろいろやる。そんな 感じ。まぁ特になんともないんです。

B面の1曲目、前作ミノーのナヨナヨ路線からスタート。やはりこういうスローな感じの路線でのベノの声は弩ハマリです。

-2 前作の名曲フラニーを思い起こさせるアコーステックなスローバラード。やっぱこーいう感じのベノは素晴らしい。

-3 またもブルース、しかもスローブルース。ギターのトーンが艶っぽくて最高。

-4 アコなブルースです、いきなり最初からボニーブラムレットがデュエットで全開でハモります、

-5 最後は少しジャジーな曲。ウッドベース、中間部のピアノソロがたまりません。メチャ好きな曲です


全体にA面は捨て曲もありますがジェシエドデイビスが2曲参加しているので、まぁーなんとか聞ける、そんな感じです。逆にB面は捨て曲無し!このアルバムはB面が最高でした。


レーベルです、
A&Mのオリジナル。

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この後クラプトンも参加した4枚目を出した後は自身のHPで販売する作品しか出なかったようです。スワンプの中で語られる人ではありますが決して王道の人ではなくあくまでわき役的な活動。というイメージが強いですが、やはりこの人の作品は好きなんだなー。


購入レコ屋    ナカシマレコード


購入金額     2500円くらい












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by naruru-kato | 2017-06-25 19:27 | Marc Benno | Comments(2)

Marc Benno その1    Minnows

今月からスワンプの特集になります、今までずーとロックの王道ばかり聞いてきたのでスワンプロックはあまり知らなかったんです。しかもスワンプというと、どうしてもリオンラッセルのあの声、ジェシエドのねちっこいギター、CCRのボーンオンザバイヨーのイメージも重なりスワンプ=ドロドロのイメージが付いていたのです(笑)

もともとスワンプの定義としては、ブルース、ゴスペル、R&B、カントリーなどの発信地はアメリカ南部、それらの音楽を吸収しごちゃ混ぜにしたのがスワンプロック。ちなみにスワンプとは湿地帯の意味。そしてそれの仕掛け人がリオンでありアクトとなったのがデラニー&ボニー  ってとこでしょうか。という事でやはりドロドロなんですが、こんなナヨナヨしい声のSSWなんかも結構いたりするんです。


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マークベノーのセカンドアルバムのミノー(邦題 雑魚)です、これは本当にいいアルバムですよー


もともとリオンと二人で活動していたのですがその後別れてソロになってます。声が凄く繊細で、作る楽曲がスワンプがベースなんだろうけどどこか爽やか。場合によりブルースっぽいのもありますが、そこはバックがLAスワンプ総出演だからかな?


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裏ジャケは小魚の群れの写真、特にどうという事は無いです。



ゲイトフォールドジャケの中もやはり魚、この人たぶん釣りがすきなんだろうなー
僕も大好きなんで気が合うかもねー

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しかしこの魚、凄く気持ち悪い、間違いなく川魚なんだけど。たぶんミシシッピかどっかの河口あたりに生息していそうな魚です。この魚がヤマメかイワナだったら大感動なんですがねー(笑)・・・・それはないか(汗)


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魚の口からプクプクと空気が出ているイメージで参加ミュージシャンが書いてあります。


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ギターは本人のほかクラレンスホワイト、ジェシエドディビス、ボビーウーマック、ジェリーマギー ドラムは当然ジムケルトナー、コーラス陣はこれまた当然のリタクーリッジらLAスワンプ人脈ですね。


このバック陣ではなくて、たとえばラスカンケル、ダニークーチらのLAのSSW御用達の人たちだとかなり感じが変わったアルバムになったのでは?と思わせるくらいマークベノの声はそちら向きのような気がします。



曲目です。
A面
-1. Franny
-2. Put A Little Love In My Soul
-3. Stone Cottage
-4. Speak Your Mind
-5. Back Down Home
B面
-1. Good Times
-2. Baby I Love You
-3. Baby Like You
-4. Before I Go
-5. Don’t Let The Sun Go Down

A面1曲目からたまらんこのイントロで一発でハマります。たぶんこのギターはクラレンスでしょう。泥沼にハマるというより澄んだ湖につかる そんなイメージの静かにこれから始まるヨー的な出だし。

3曲目は間違いなくジェシエドのギターです、ボーカルもエフェクトをかけねちっこく行きます。

白眉は4曲目でしょうか、SSWとしての力量がうかがえる素晴らしい曲です。リタクーリッジのバックボーカルもたまらんなー

B面もいい曲ばかり、本当にこのアルバムは一生聞けます!


ちなみにこれがリオンとのユニット、アサイラムクワイヤーズのセカンド。


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これはまだ実験的なユニットでスワンプという感じではないのです。が、ひとまず買っておきました。


話がそれましたが、マークベノのこのアルバムはプロモ盤でした。ずーと探していたのですが、これも謎のレコ屋で「傷が多いから800円でどうですか」といわれ、その場で試聴しなんとか聞ける状態だったので購入したのです。


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いずれ状態のいい盤を買いたいのですが、なにせ人気中古盤でなかなかお目にかかれない、以前有名通販の店で新着コーナーで2枚見つけたのですが半日後には2枚ともソールドアウトでした。しかも5000千円以上していたしねー。


実は謎のレコ屋でリタクーリッジのセカンドとこのマークベノのファーストを探してもらってるんです。


このアルバムを聞いてスワンプロックの僕のイメージが大きく変わりました。


そしてこの後、さらに深みにはまっているんです、そこら辺はやはりスワンプ=ドロドロ状態です(笑)



購入レコ屋  ナカシマレコード

購入金額    800円


参考文献  ウエストコーストロック











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by naruru-kato | 2016-03-05 07:49 | Marc Benno | Comments(0)

大好きな1965~76年くらいのアメリカンロック、フォークなどのコレクションという程のものでもないですが、自分の持っているレコードを聴いておもむくままに感想を書いてます、が評論家ではありませんので難しいことは書きません。レコードジャケットもいろいろと楽しいので、自分で調べたことを書き添えてます。他には渓流のフライフィッシングが大好きです。


by naruru
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