アナログレコード巡礼の旅~The Road & The Sky

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カテゴリ:Carly Simon( 3 )

Carly Simon その3   Playing Possum

カーリーサイモンの5作目、1975年作のPlaying Possumです。翻訳ソフトで調べると「空寝、死んだふり」などと出てきますがなぜか邦題は「人生はいたずら」。
ジェームステイラー(以下JT)と結婚しHotcakesという幸せ感満載のアルバムを出し子供を産んで母親になった時のアルバムです。

このエロいジャケ写真はノーマンシーフが撮っています、本当にこの人は白黒っぽい写真が素敵です、この他にはガスリートーマスのファーストとかも同じモノクロ感で素晴らしいのです。

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大ヒットしたNo Secretsでは有名な胸ポチジャケで天真爛漫なアメリカの女子学生風の写真でしたが、今回はぐッーと大人の色気で迫ります。本作のあとBoys in the Trees、Torchといったアルバムで気合いの入った色(エロ)気ジァケが後に続きます。
ちなみに僕はジャズのスタンダード集のTorchをかなり好んで聴きますが、それはまた後日。


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裏ジャケです、多少ぼやかしている個所がリアルにくっきりと見てみたいもんです。(変態かっ・・・)


ところで、このアルバムは日本盤ワーナーP8000番台で非常に素晴らしいくっきりとした輪郭の音が楽しめるのですが、ひょんなことからUSのQuadraDisku(4チャンネル盤)を入手しました。


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そのいきさつは、先月行きつけの名古屋市覚王山のSORCさんに遊びに行った時、新入荷のコーナーにこれがあって、比較的安価(英世1枚でお釣りがある程度)だったため日本盤と比べたいので買います。とオーナーのOさんに話したところ「これ差し上げます」と言われました。「?」どーいう事?と聞き返すとOさんは「実は先日、naruruさんのブログを見て、うちに関西から来てくれたお客様がいて、たくさんレコを買ってくれたので、間接紹介料という事でお礼がしたい」と言われるではありませんか。「えっー」そんな嬉しい事があったのですか! 

お礼に商品のレコをプレゼントしてくれるなんて! 覚王山のSORCさんはなんという素晴らしいお店なんだ!

という事で遠慮なく頂いてきちゃいました(笑) それがこの4チャンネルのレコです。


早速聴き比べました。しかし、音のレベルが日本盤とかなり違い(ボリューム2目盛り程低い)日本盤と比べても多少見劣り(音劣りというのか?)するのです。

でもこれは4チャンなのです、僕のステレオでは真価を発揮していないのです。本当に比べるのなら4チャンのシステムにしなければなりません。
しかし、今以上オーディオにお金掛ける気はとーぶんないので、本当の聴き比べはいつになるか判りません。その時までこのレコはサブラックに入れておこうと思います。


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歌詞カードとクレジット。このアルバムはJT人脈だけにとどまらずカーリーの独自の人脈でしょうか?沢山のミュージシャンが参加しています。主だったところでは。
ギター。リーリトナー、アンドリューゴールド、ジェフバクスター、スヌーキーピート、もちろんJT。
ベース。クラウスボァマン、ウィーリーウィークス、リースカラー。
ドラムス。リンゴスター、ラスカンケル、ジムゴードン、アンディーニューマーク。
ピアノ。Drジョン。管弦楽も有名人(あんまり知らないんで・・汗)
コーラスにリタクーリッジ、キャロルキング、アビゲイルヘイネス(ジョーママ)
など。スティーリーダンかっ(笑 最近聴きまくってるもんで)


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相変わらず口のデカイ歌詞カードの裏側の写真。顔の半分が口というイメージかな、ちなみに最新のカーリーの写真を見たらこのデカさが災いして凄い事になってました(涙)見なければ良かったよ。


曲順です
A面
-1 After the Storm
-2 Love Out in the Street
-3 Look Me in the Eyes
-4 More and More
-5 Slave
B面
-1 Attitude Dancing
-2 Sons of Summer
-3 Waterfall
-4 Are You Ticklish
-5 Playing Possum

A-1 いきなりピアノがジョンのイマジンっぽいのイントロ、その後アルトサックス      
   が入る。カーリーの声は管弦楽に凄く合うと僕は常々思っているのです。 
   (だからTorchを良く聴くのです)曲の感じはいかにもカーリー節です。
  
-2  抜けのいいアコのイントロ、これはアンドリューゴールド。コーラスはリタ

-3  JTのアルペジオのイントロがいいです。サビ前のウーハモのマイナーコード
   ここがこの曲のポイント。コーラスをやってみると判りますが、これはもの
   凄く難しいです(僕的に)

-5  ここもサビがいかにもカーリー節。ここではリタとキャロルキングのコーラ   
   が聴けます。同じマイクで同時にコーラスつけてたら凄い組み合わせですね
   -。

B-1 このアルバムで一番彼女っぽいナンバー。コーラスで全く違う歌詞で歌われ
   ていて、ここではキャロルとアビゲイルのコーラスです。
   考えてみればこの二人の共演というのはダニークーチ関連で凄く面白い。

-4  ピアノの弾き語りでジャズっぽいアレンジです。

-6  最後に表題曲、コーラスにJT。すこしカントリータッチです。

今回はこれと言った決定的な出来の曲は見当たらないのだけれども、カーリーサイモンの楽曲って必ず彼女の曲だと判る仕掛けがあるのです。
上手く言葉で説明できませんが、メジャーコードから突然マイナー7thまたは9th系のコードが入るコード感とかサビの転調とかで必ずすぐに分かります。これはローラニーロにも通じる所ですが、やはり有能なミュージシャンは違いますね。

レーベルです

日本盤

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US QuadraDisku

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比べてみました。


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左US QuadraDisku、右日本盤ワーナーP-8567

送り溝の幅がまるっきり違います!これは何を意味しているのか?
さっぱり判りませんけど。


このアルバムも当然売れてUSベスト10入りはしましたがシングルは伸び悩みました。これ以降プロデューサーのリチャードベイリーと決別しテッドテンプルマンと組みバックもドゥービーを中心にしたアルバム、スタッフなどのフュージョン系などのアルバムと続きジャズのアルバムに向かって行きます。さらにその後は・・・あまり聴いていないので良くわからないですが、大ヒットは無かったかも。


僕にとってのカーリーはやはりジャケで買ってしまうミュージシャンかなー


購入レコ屋  日本盤    忘れました。
        US QuadraDisku  SORC

  
購入金額   日本盤    たぶん1000円程
        US QuadraDiskuk プレゼントで頂きました!


       
           








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by naruru-kato | 2017-10-21 16:51 | Carly Simon | Comments(4)

Carly Simon その2 No Secrets

カーリーサイモンの最高傑作、全米No1のアルバムであるNo Secretsです。
ちょうどこのアルバム発売前にジェームステイラーと結婚し乗りに乗っている状況でのレコーディングなんでしょうか?すべての楽曲が素晴らしい、捨て曲無しと言いきれます。ファースト、セカンドではまだまだな所もありましたが、このアルバムで才能が一気に開花した感があります。プロデューサーも旬のリチャードペイリー。完璧なSSWの金字塔と言っても過言ではないでしょうね。


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そして、作品の良さを後押しするこの見事なジャケ。胸ポチ具合は最高ですね(笑)
ずーと見てたくなります。これに続くのがリンダロンシュタットの「Hasten Down The Wind」ですが、形はカーリーのが断然イイです(なんの話や)

しかしカーリーサイモンの曲作りの素晴らしさはローラニーロにも通じるところがあるように思いますが、ローラ程難解ではないし、かと言って普通にAメロ、Bメロ、サビのような単純な物でも無いです。たとえばAメロのあとA”があったり、メロディーの最後の歌詞が微妙に半音ずらしていたり、んー言葉で書くのは難しいですが。


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ジャケ裏です、顔の半分が口  的な見事な写真。ボーカリストはやはりこれでないと。


このアルバム、久しぶりに日曜日の朝に聴きましたが、まさにぴったり。日曜の朝、これ以外に何があるのだ。という感じで素晴らしい聴きごたえでした。


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曲ごとにクレジットが細かく載っています、ローウェルジョージ、ジェームステイラー、ボニーレイトらが客演。そしてこれは有名な話ですが、大ヒット曲の「Your so Vain」ではミックジャガーがコーラス付けてます(ノークレジットですが)当初この曲をなんの知識もなく聴いていて、2番目のサビで「うっ この声は」と唸った事を覚えてます。最後のコーラスで間違いなくミックだと確信し、いろいろ調べてみたらやはりそうだったのです。こーいうのって本当に楽しいですねー

さらに、Night Owlではコーラス、ポール&リンダと書いてある。凄すぎる!


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この盤はUSオリジナル盤ですが、和久井さんの話によると日本ビクターの初盤が一番音がイイらしい。本当かいな?

しかしこの盤もアコとピアノの抜けの良さは特筆ものです。目の前で演奏しているようです。


A面
-1 The Right Thing To Do
-2 The Carter Family
-3 You're So Vain
-4 His Friends Are More Than Fond Of Robin
-5 We Have No Secrets

B面
-1 Embrace Me, You Child
-2 Waited So Long
-3 It Was So Easy
-4 Night Owl
-5 When You Close Your Eyes


どれがイイかとは言えません、すべて素晴らしです。
歌も自信を持って歌っているのがよくわかりますねー


レーベルです

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エレクトラ バタフライレーベルです。カタログNoはEKS-75049マトA5、B5です。かなり売れたアルバムなんでセカンドプレスくらいでしょうか?


この後カーリーは怒涛のエロジャケ路線に進んで世の男たちを大いに楽しませてくれるのですが、やはりジャケを見て「これ買おう」と思わせることは大切なんですよね。


そんでもって曲も良いし、歌もうまいので文句無しです。


追記  僕のカーリーの愛聴盤は後年の作品のトーチというジャズのスタンダードアルバムなんですけどそちらのジャケもエロくてイイですよー。


購入レコ屋    ミュージックファースト

購入金額      2500円くらい


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by naruru-kato | 2016-06-05 10:09 | Carly Simon | Comments(0)

Carly Simon その1    1St  &  Anticipation 

今月は女性アーティスト特集です、なぜかというと「ただ、なんとなく」それだけの理由ですが、昔は女性ボーカルなんて聞く耳持たんわ、とへんな思い込みがあり全く無視していたのですが、キャロルキングを聞くようになり女性特有の深みにはまってきたのです。


今回は女性ポップボーカルのベスト5人に選ばれている(僕が選んでるんですけど)一人のカーリーサイモンです、他の4人はキャロル、ジョニミッチェル、リンダロンシュタット、そして最近はローラニーロですね。そして、まったく別のところで一人君臨しているのがジャニスです。


まずカーリーのファーストアルバムです。もともと裕福な家庭に育った人ですのでハングリー精神は無いはず、たぶん持って生まれた歌の才能だけで歌手になったと思われます。

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グレヒのバーゲンで発見、かなりシミがついたボロジャケですが、今まで一度もこの盤を見たことがなかったので歌詞カード無し、のダメ盤ですが激安で購入しました。プチプチノイズがかなり出て聞きづらいところも沢山ありますが渾身のクリーニングメンテで半減することができました。



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この裏表紙の顔、先ほど持って生まれた。と書きましたが、この大きな口はそのことを意味しています。ボーカリストは口が大きくなければならないのです。ミックジャガーしかり、スティ-ブンタイラーしかり。

しかしこの写真はミックとスティ-ブンをたして2で割ったような・・・似てるなー

曲目です
A面
-1 That's The Way I've Always Heard It Should Be

-2 Alone

-3 One More Time

-4 The Best Thing

-5 Just A Sinner
B面

-1 Dan, My Fling

-2 Another Door

-3 Reunions

-4 Rolling Down The Hills

-5 The Love's Still Growing


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JPプレスの見本盤、日本ビクターはものすごくカッティングが上手らしく3作目の出世作であるノーシークレットなんかはUSオリジナル1stプレスよりも音がいいそうです。

歌の方は、まだロックボーカリストの域ではなく、かなりフォーキーな出来です、1曲目は邦題「幸せのノクターン」という題名でかなりヒットした曲です。この曲は飛びぬけて完成度が高いですねー。歌のうまさはデビューからずば抜けてます(この前に姉妹でサイモンシスターズという名でデビューしていますが)。

購入レコ屋  グレイテストヒッツ
購入金額   288円 



続いてセカンドアルバムも紹介します。


Anticipation(アンテシペイション)と名付けられたこのアルバム。訳すると「予想、予感、または先手を打つ」という意味ですが、ここでは大物の予感、そんな感じでしょうかね?

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なんか、そんな感じのジャケですが、スカートが透けているところがミソです、ここから次回からの怒涛のエロジャケシリーズにに向かっていくのです(爆)


しかしこのジャケの色合いは無いよなー  この色彩、海賊盤かと思いましたよ(笑)


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今回のセカンドはかなり手を抜いたジャケとしか言いようがないです、音のほうもファーストと同じく1曲目の表題曲は白眉ですがあとはかなりフォーキーな作品が並びます、ただしところどころにジャズ的な音づくりがされたりで少し楽しめます。

プロデュースは元ヤードバーズのポールサュエルスミス、それがどうしたんだ、というような人選ですが。


曲目です
A面

-1 Anticipation

-2 Legend In Your Own Time

-3 Our First Day Together

-4 The Girl You Think You See

-5 Summer's Coming Around Again
B面

-1 Share The End

-2 The Garden

-3 Three Days

-4 Julie Through The Glass

-5 I've Got To Have You

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今回は解説歌詞カード付き、彼女のプロになるまでの経歴が面白おかしく書いてあります。


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US盤と同じバタフライマークのエレクトラレーベルです。この盤もバーゲンでしたのでパイパチノイズがひどいのですが、日本盤は割かしきれいな盤面でもノイズが多いような気がするのです。材質の問題でしょうか?


両方とも1971年の作品、そして1973年に世界中の男を虜にする例のジャケでNo1をとるのです。次回はそのアルバムの予定(いつになりかわかりませんが)です。

お楽しみに!


購入レコ屋    忘れました

購入金額     たぶん1コイン





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by naruru-kato | 2016-02-07 08:40 | Carly Simon | Comments(0)

大好きな1965~76年くらいのアメリカンロック、フォークなどのコレクションという程のものでもないですが、自分の持っているレコードを聴いておもむくままに感想を書いてます、が評論家ではありませんので難しいことは書きません。レコードジャケットもいろいろと楽しいので、自分で調べたことを書き添えてます。他には渓流のフライフィッシングが大好きです。


by naruru
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