アナログレコード巡礼の旅~The Road & The Sky

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カテゴリ:Laura Nyro( 3 )

Laura Nyro その3 Season of Lights


ローラニーロの1976年のライブ盤です。1977年発売、録音会場はコロラド大学カレッジホールでの公演、マサセーチェシュの野外公演、他です。ミュージシャンは本拠地ニューヨークの一流のジャズメン達、ジョントロペイ、マイクマニアリ、らです。
メチャ上手い人達ばかりですので聴いていてものすごく気持い良くなります。
ローラは数年のブランクののち1976年に「smile」という非常に聴きやすいアルバムを発表しそのお披露目ツアーという事のようです。



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このアルバムが僕の初めてのローラ体験でした、この人だけは全く前情報(事前に音源を聞いていない)無しに購入。どんな感じの音楽家も知らなかったのですが、すんなり入ることが出来ました、最初のアルバムが「イーライ」とか「ニューヨークテンダベリー」でなくて良かったです。最高傑作と呼ばれるこれらの2,3rdアルバムは少し難しすぎて入門者には合わないですね(笑)


ところでこのアルバムは当初、2枚組16曲でプロモまで作られたそうですが発売直前になり曲も差し替えられ1枚のアルバムになってしまったのだそうな。日本盤のCDのデラックスバージョンでは16曲入りになっているらしいのでそちらも欲しいです。

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ステージ写真のウラジャケ。このアルバムは日本贔屓のローラが日本の画家の作品をあしらっています。

調べたところ谷内六郎という画家の作品です。もうすでに無くなっている方でした。週刊新潮の創刊から表紙絵を担当していたそうで、なんとなく見たことある感があったのはそのためでした。


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使われている作品はすべて日本のふるさと的な絵ばかりですね。ほのぼのした作品ばかりです。


インナーはこれも同作者の絵が使われた特製のものです。



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夏の絵と

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冬の絵ですね。

曲順です
A面
-1 The Confession
-2 And When I Die
-3 Upstairs By A Chinese Lamp
-4 Sweet Blindness
-5 Captain St. Lucifer
B面
-1 Money
<-2 The Cat-Song
-3 When I Was A Freeport And You Were The Main Drag
-4 Timer
-5 Emmie

ウェデイングベルブルース、キャリフォルニアシューシァンボーイ、とかは入っていませんがほぼベストな選曲。この時点の新作であるsmileからがやはり多いかな。

それにしても、バック陣の上手い事上手い事、さすがNYのセッションマン、ギターのジョンのテレキャスターと思われる音色は艶々でたまりません(写真で確認するとテレキャスターデラックスかな?)それにローラのピアノが絡み極上の音を作り出してます。

最後を飾るEmmieですが、発表以来生涯歌われ続けたと言われる歌です。本当にこの曲は素敵です。

レーベルです


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コロンビア盤 オレンジ6アイです。カタログ番号はPC 34786 マトは1A 1Bとありますが、いつ頃の盤かはさっぱりわかりません。

この盤の他に本家ボトムラインのライブとかも出ているのでいずれ出会えば欲しいアイテムです。


購入レコ屋  サンオブスリーサウンズ

購入金額   忘れました 2000円台かな?

参考文献   レコードコレクター2008年 2号



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by naruru-kato | 2016-06-12 08:06 | Laura Nyro | Comments(0)

Laura Nyro その2 Eli and the Thirteenth Confession

ローラニーロの1968年のセカンドアルバム「Eli and the Thirteenth Confession」です。邦盤の名前は「イーライと13番目の懺悔」となってます、まあそのままですね。

ファーストアルバムでは比較的聞きやすい楽曲が並んでたと思うのですが、このセカンドと次のサードアルバム「New York Tendaberry」は双方ともにニューヨークを舞台とした最高傑作であると一般に言われてます、2枚ともまさに魂の歌声とでもいいましょうか、まさにこれがローラニーロなんだ、と思う出来です。



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この人、スタジオでミュージシャン達に楽譜とかコードとかではなく色で曲の感じを伝えるらしい・・・・(汗) たとえば「次のサビの部分はブラウンにしてちょーだい」こんな感じだとセッションしたベースプレーヤーのインタビューを読んだ事がある。ブラウンってどんなコード? たぶんマイナー系の9thとかかな(笑)

しかも、清楚なイメージがありそうな人だけどスタジオはマリファナ炊きまくりだったそうな。
でもこのアルバムと次のアルバム聞くとなんとなくわかります、自分の思うままに楽譜無視してピアノ弾きながら歌うんだろうな、しかも転調とかでなくテンポがいきなり変わったり1番と2番がガラッと変わったり、AメロからB、C、Dメロくらいまであってサビは一体どこ?的な歌もある。これはミュージシャンは大変ですよ。



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とにかく聞いていて、まったく落ち着いて聞けない、曲が頭に入ってこない、こんな感じですが10回くらい聞くとすこし落ち着いて聞けるようになりました。


でもやはりキンキン声が凄すぎて頭が割れそうになります、夜聞くのにはふさわしくないかもね。

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ところでこの盤はコロンビア360°レーベルのマトは両面とも1です、ファーストプレスです、市内のレコ屋はほとんど制覇したのですが、1軒だけぽつんと郊外にあるレコ屋だけ行ってなくて初めて訪れ,そこでこのアルバム探しているのです。と店主に話したところ、ここでも隠し棚から「あるよ」と普通に出してくれました。


余談ですがここはマンションの地下にあるのですが、だれもここにレコ屋があるとは思わないでしょう、たぶん住んでいる人も存在を知らないでしょうね。



でもこのお店は頼むとたいていの物は探してくれます、この前も欲しかった盤を探してくれました、このEli and the Thirteenth Confessionは傷もあるしという事で破格の安さで売ってくれました。




話がそれましたが、USオリジナルは薄ピンクの歌詞カードがついてます。


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左の黒い部分はCDとかJPプレス、UKプレスではジャケットに印刷されてしまってます、こんな感じです。



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曲順です。
A面
-1 Luckie
-2 Lu
-3 Sweet Blindness
-4 Poverty Train
-5 Lonely Women
-6 Eli's Comin'

B面
-1 Timer
-2 Stoned Soul Picnic
-3 Emmie
-4 Woman's Blues
-5 Once It Was Alright Now (Farmer Joe)
-6 December's Boudoir
-7 The Confession


一生歌われた Emmieはやはり素晴らしい曲です、この曲がローラのすべての曲の中で今のところ一番好きです。



最後のThe Confessionもこの後のライブのオープニングで歌われていてカッコいいです。



他の曲はもっともっと聞きこまなければならないかな、難しすぎる。



ファーストアルバムを出した後、アサイラムの創立者のデビットゲフィンと知り合いマネージャーになり、レーベルもコロンビアに変わったわけですが、あまり売れたわけではなく全米チャートの181位が最高だったようです。が、このアルバムの楽曲をスリードックナイト、他のアーティストが沢山取り上げ大ヒットしたのです。

そういう意味でもこの人は自分で歌ってヒットしなくても、楽曲の良さで他人が歌いヒットするパターンで印税で儲けたという感じですかね?

ただしわざわざ他人のために曲を作ったという事はあまりなく、すでに出来てるローラニーロの曲を、誰かが歌ってヒットしたという事が多かったと、本に書いてありました。キャロルキングとは違ったようです。


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カンパニースリーブです、1968年頃のアルバムですね。



ちなみにこの美しいジャケなんですが、色を少しいじくり白黒っぽくするとメチャ怖いジャケに変身します。全然関係ない話ですが。




ところで先ほどのレコ屋で、今月もなかなか見つからないレコをリクエストしてしまいました。僕的には謎のレコ屋と呼んでいますが、またまた凄いお店を発見しましたので、これから月に1回は訪れて貴重盤をゲットしたいと思います。



購入レコ屋  ナカシマレコード
購入金額   1200円


参考文献   レコードコレクターズ2008年2月号


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by naruru-kato | 2016-02-13 22:43 | Laura Nyro | Comments(0)

Laura Nyro その1    The First Songs 

ローラニーロの1967年のデビューアルバムです、これを血眼になり捜していました。通販で売っていましたがあまり気が乗らないし、いつか出会えると思っていましたが、またまたサンオブスリーサウンズさんで、「ローラニーロ探しているんですけど」と話したところ「なかなか入ってこないんですよ」と店長。あきらめて餌箱をあさっていると「これですかねー、あまり売りたくないけど」とまたまた奥から出してきてくれたのがこのファースト。「まさにそのアルバム探していたのですよー」と僕。

「ジャケの痛みが激しいしオリジナルではないのでので○円ですけどいいです?」と店長、「まったく問題ないです」という事で、適正価格で譲ってもらいました。

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実は、このお店で以前ローラの後年のライブ「Season of Lights」を購入したのですがあまりの素晴らしさにハマってしまい(いまさらですが)インターネットですでに全曲聞いてましたけど、どうしてもファースト、セカンドがレコードで欲しくなってしまいました。


僕的に、このアルバムは女性SSWの代表的な3枚に入れています、あとはジョニミッチェルのブルー、キャロルキングのタペストリーです。



フォーキーなジョニ(その後ジャズに傾倒)、ソウルフルなキャロル、ジャジーなローラ、というところでしょうか。楽曲の良さではキャロルキングのタペストリーにかなわないと思いますが、歌のうまさではローラかな?




しかしこのファーストは全く売れなかったようです、ファーストプレスは More
Than A New Discoveryという題名でヴァーブから発表されたのですが、今回手に入れた69年代初期の再発は題名がThe First Songs に変わり曲順も変わりました。その後70年にコロンビアに移籍するとなんとジャケまで変わってしまった作品です。



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JAZZ系レーベルのヴァーブのSSW,フォーク系を扱うヴァーブ・フォアキャスト・レーベルです。特に変わったマークではありませんね(笑)。他の所属アーティストはジャニスイアン、リッチーヘイブンスなどで東海岸系で固められているようです。



さて、なぜ売れなかったか?と考えると67年頃はサイケデリックの真っただ中、女性ではジャニスがモントレーで絶賛された年です(ちなみにローラもモントレーに出ているそうな)そんな時代にこのアルバムはあまりにミスマッチでしたね。ドラッグカルチャーのドロドロとした時代背景に凄くさわやかな歌声、ジャジーな曲調では時代に合わなかったのですょうか?




71年に出されたキャロルのタペストリーはベトナム戦争に疲れたアメリカを癒すにはもっともふさわしい楽曲のようでモンスター級に売れたのを考えるとこのアルバムも後年にもっと売れてもよかったのではないでしょうか?





曲目です
A面
-1 Wedding Bell Blues -
-2 Billy's Blues
-3 California Shoe Shine Boys
-4 Blowin' Away
-5 Lazy Susan
-6 Goodbye Joe  
B面
-1 Flim Flam Man (Hands Off The Man)
-2 Stoney End 2:41
-3 I Never Meant To Hurt You 2:49
-4 He's A Runner 3:37
-5 Buy And Sell 3:34
-6 And When I Die 2:37




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ジャケ裏に歌詞カードです。SSWの女性の場合たいてい歌詞カードがついてるような気がします、歌詞を大事にしているのでしょうね。





一曲目Wedding Bell Blues、67年ではこんな感じの歌は売れなかっただろうと想像付きますが、今聞いてもまったく素晴らしい曲です、そして2曲目、5曲目、B面2曲目、5曲目ではジャジーなバラード、サックスがたまらん。バーで酒飲むのにぴったり。A、B面とも捨て曲なしの素晴らしいアルバムです。




あまりに遅すぎた私的発見アーティスト、いままで一体僕は何を聞いてきたのだと自問自答してしまいます。




もうすでにこの世にはいないローラニーロです、しかしこの素晴らし作品があるだけで満足です。先ほどのライブは後日ブログにアップする予定ですが、セカンド、サード、その他、探さなければならない長い旅が始まりましたね。





参考HP  Wikipedia

参考資料  レコードコレクター   シンガーソングライター特集


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by naruru-kato | 2015-12-20 14:27 | Laura Nyro | Comments(0)

大好きな1970年代のアメリカンロック、フォークなどのコレクションという程のものでもないですが、自分の持っているレコードを聴いておもむくままに感想を書いてます、が評論家ではありませんので難しいことは書きません。レコードジャケットもいろいろと楽しいので、自分で調べたことを書き添えてます。他には渓流のフライフィッシングが大好きです。


by naruru-kato
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