アナログレコード巡礼の旅~The Road & The Sky

narurukato.exblog.jp ブログトップ

カテゴリ:Marshall Tucker Band( 1 )

Marshall Tucker Band その1  Where We All Belong

オールマンブラザースバンドの次はサザンロックのもう一つの雄、マーシャルタッカーバンドです(以下MTB)。出身はノースカロライナです。
1973年にオールマンの次にキャプリコーンレーベルが売り出し、弟分的な売り出され方をした感がありますが、ブルースジャムバンド系のオールマンに比べてMTTはベースにカントリーがあります。

今回はオールマンと全く同じく3枚目のアルバムで2枚組のうち1枚はライブを収録している、Where We All Belong(邦題 アメリカンロックの鼓動)です。僕的にはこのアルバムが最高傑作であると思ってます。発表は1974年です。

d0335744_07083149.jpg
ABBのようなブルース系ネバネバサウンドではないので、あくまで音作りはノースカロライナのからっとした乾いた空気のようなすがすがしさがあります(行ったことはないですがたぶんそんなだろう)


1枚目はファースト、セカンドよりも若干リラックスした中で作られたカントリーロックという感じですべてにブルーグラスの父、チャリーダニエルズがゲストで演奏してます。

2枚目はライブです、ここでキャプリコーンのバンドらしく本領を発揮。ギターとフィドルが絡み合い凄いバトルを繰り広げてます。

d0335744_08025337.jpg

ABBと同じように兄弟でバンドをやっていて兄のトイコールドウェルがギター、弟のトミーがベースです。トイのギター奏法は独特でピッキングはすべて親指のみです。スライドはほとんどやりませんが、とんでもない早弾きもやったりします。

d0335744_07592632.jpg
このライブでもやってます。24 Hours At A Timeの14分にも及ぶ血わき肉躍るような熱演、ギターソロが十分に楽しめるアルバムです。


MTBはABBと同じく呪われたバンドです、このアルバムを発表したあと、弟のジミーが交通事故でこの世を去ります。まさにオールマンの呪われたれ歴史と同じです、しかしバンドはその後も続き1977年には最大ヒットした「キャロライナの夢」をリリース見事にグラミーを獲得したのです。


d0335744_08093559.jpg

カンパニースリーブはもちろんキャプリコーンのシンボルの山羊のマーク。


d0335744_08103591.jpg

レーベルマークも同じマークです。この後の再販では山羊の方向が左向きになり手抜きのデザインに変更されてしまいます。

キャプリコーンレコードはこの他に、エルビンビショップ、シーレベル、ボビーウィツトロックなど男くさいアーティストばかりと契約しますが、オールマンの第一期解散と同時の77年くらいからサザンロックも下火になり80年初頭には終焉を迎えます。


しかし、MTBは80年90年もメンバーチェンジしながら生き抜き、今でも活動しているようです。(たぶん初期のメンバーは誰もいないと思いますが)


アメリカ以外ではあまりにも人気がないようなイメージですが(カントリーなんてアメリカしか受けないからか)我が日本でもABBの人気に比べてあまりにも人気がありません。

しかし間違いなく本国ではABBと人気を二分していたバンドです。CDも6枚くらい持っているのですが、徐々にレコードも揃えて行きたいと思ってます。



参考文献  LABEL GUIDE  

http://homepage2.nifty.com/recordcollectors/capricorn.html


[PR]
by naruru-kato | 2015-10-30 06:58 | Marshall Tucker Band | Comments(0)

大好きな1970年代のアメリカンロック、フォークなどのコレクションという程のものでもないですが、自分の持っているレコードを聴いておもむくままに感想を書いてます、が評論家ではありませんので難しいことは書きません。レコードジャケットもいろいろと楽しいので、自分で調べたことを書き添えてます。他には渓流のフライフィッシングが大好きです。


by naruru-kato
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31