アナログレコード巡礼の旅~The Road & The Sky

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カテゴリ:The Allman Brothers( 6 )

The Allman Brothers Bandその6..... Win,Lose or Draw

非常に残念ですが先週飛び込んできた訃報。5月27日グレッグオールマンが肝がんのため急逝しました、69歳でした。ロックミュージッシャンの死、というものは常に冷静に受け止め「これから何を生きがいにして生きていけばいいのだ」と大騒ぎすることも無く、単純に「そうか・・・」と思いその日一日喪に服しその人の作品を聞いたりすることにしています。だいたい僕の大好きな1965~76年頃に活躍した人はほとんど僕より15~20歳くらい年上なんで早く亡くなるのは自然の摂理ですからね。
(世界中で1~2人くらいは後をう追う人がいるかもしれませんけど  汗)


という事でその日は朝からずーとオールマン(ABB)を聞いておりました。今回取り上げるのは第一期のラストアルバムである1975年の作品、Win,Lose or Draw 。単純に直訳すると「負けても引き分けでも勝ちのうち」そんなところでしょうか?このアルバムはそこそこ売れましたけど(全米5位)評論家筋では評判はよろしくない。結果論ですが評判が悪くても売れたという事で見事タイトルと合致しております。素晴らしい(笑)


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ジャケです、真ん中のところが落とし込みになっていて凝っています。タイトル曲をイメージしたと思われる場末の酒場でのギャンブル風景でしょうか?



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全体像です、このジャケはABBの中ではフィルモアの次に好きですね。



写真では判りにくいのですが、落とし込み部分の写真、模様の所と段差がついています。


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ゲイトフォールドの内部、やはりタイトル曲はギャンブルの格言の一つなんではないだろうか?


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一般的にグレッグとデッキー(表記はリチャード)の仲が悪化し、さらにグレッグはシェールと結婚しほとんどLAでの生活になり(すぐ離婚しますが)なかなかキャプリコーンスタジオでメンバー全員集まらない状態で製作されたため全体に一体感が無く散漫な印象があります。



この中の2曲はブッチトラックス、ジェイモーらが参加していなくてプロデューサーのサンドリンらが代わりにドラムやっているとか(笑)




さらに前作でヒットを飛ばしたデッキーのカントリー路線も今回はイマイチな楽曲が多く評論家受けしなかった理由はよくわかります。グレッグがボーカルの楽曲はカッコイイですけどね。



昔のコンサートパンフを引っ張り出してみました。


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ちなみにABBは1991、92年と2回来日していて、初回は恒例の名古屋飛ばしされ神戸まで見に行きました。次の時は名古屋市公会堂で見ました。しかし2回ともほとんど記憶にない。(グレッグはその前、その後もソロできてます)
グレッグが髪の毛縛っていた事くらいしか覚えていません(汗)演奏した曲目もさっぱり判りません、何たることだ(泣)



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観客は男の人ばかりだったような気がします、当然と言えば当然か(笑)




曲順です
A面
-1 Cant Lose What you Never Had
-2 Just Another Love Song
-3 Nevertheless
-4 Win, Lose or Draw
B面
-1 Louisiana Lou and Three Card Monty John
-2 High Falls
-3 Sweet Mama


A-1はマディーウォーターズのカバーですが、グレッグのソウルフルな声が最高!
ABBのスタジオアルバムの1曲目ではベストではないでしょうか?
-2 デッキー節前回ではありますが、ブルーススカイとランブリンマンたして割ったような・・・ ただしこの2曲のような感動的なギターソロではなくあくまでカントリーマナーに乗っ取ったごく普通のソロです。

-3 グレッグのオリジナル、いかにもグレッグらしいですが、いまいちです。

-4 一番好きなタイトル曲。イントロのピアノがイイわー。以前ジャクソンブラウンのジーズディイズをカバーしたグレッグ、そのイメージなのでしょうか。バックのデッキーのギターもここでは最高に歌を引きたてていますね。

B-1 デッキーの楽曲、特に印象には残りません。

-2 前回のジェシカの再演を狙ったのか?長尺のインスト。しかもジェシカの倍はある14分弱。チャクリーベルのピアノソロも前作のような切れは無く(たぶんやる気無かったのだろう)ただ単に長い曲。そんだけです。

-3 最後もデッキー、これでB面すべてデッキーの歌です。もうほとんどソロ活動の延長、グレートサザーンの前触れとみなしてイイでしょうね。


レーベルです。

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ここからようやくおなじみに山羊マーク。この後再発では山羊が左向きになり可愛いイラストに変わります。 STRINGの刻印もありますが、これも前作同様にあまりイイ録音ではないかな。

カタログ番号CP0156  マトは両面とも1Cとなっています。



この作品の後、ツアーに出てライブ盤を一枚出しますが時すでに遅し。グレッグがローディーの麻薬疑惑で不利な証言をしメンバーの結束は崩れバンドは解散します。

その後再結成しますが時は80年代、完璧に時代の波についていけず3枚アルバムを出しますが最後の2枚はパットしませんね、僕も聞いたことないです。


そして、また解散し89年に悶絶スライドのウォーレンヘインズを入れその後ディッキーを首にし、あのデレクトラックスを加入させパワー復活します。



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もう今後はABBが復活することはないでしょう。サザンロックというロックシーンを作ったこのバンドもグレッグの急逝により終わりを告げるでしょう。



購入レコ屋    バナナレコードの催事 (どこの店かは不明)


購入金額     2000円くらい


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by naruru-kato | 2017-06-03 08:20 | The Allman Brothers | Comments(2)

The Allman Brothers Bandその5 ..... Brothers And Sisters

つい最近知ったのですが、オールマンズ(以下ABB)のオリジナルメンバーのブッチトラックスが亡くなったそうです、しかも拳銃自殺・・・・  
なんで今更命を絶つのか?まったく判りませんが、SSWとかではないので曲が作れなくなった。とかではないだろうし、お金はしっかり稼いだと思うし。70歳を前にしての事でした。グレッグは「また一人brotherを失った」と嘆き、甥っ子であるデレクトラックスは「伯父よ安らかに」とコメントしています。

という事ではありませんが、今回はABBの大ヒットアルバムである1973年の「 Brothers And Sisters」です。ジャケはそのブッチの息子さんのヴェイラー・トラックスの写真です。という事はデレクトラックスはこの子と従兄という事ですね。ここの中にデレクが写っている。という情報はないのでたぶんいないのでしょう。


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このアルバムは僕にとってはABBの中では一番最初に購入した一番思い入れがあるアルバムでもあります。(実際は日本盤山羊マークだった覚えがあるからビクターの再発盤だったと思う)
バンドの柱であるディアン(ディェインという書き方もあります)を事故で亡くし、再起を図ったこのアルバムですが制作途中でまたも事故でベースのベリーオークレイも失うという悲劇が起きるのですが、新メンバーを補充し全米No1の記録を打ち立てました。(この辺の悲劇は有名な話なんで割愛)



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こんどはベリーオークレイの娘さんの写真。アルバムタイトルはそのまんま。という事になるのかな(笑)


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ゲイトフォールドの内側の写真です。グレッグの話ではザバンドの「ミュージックフロムビッグピンク」のようなファミリーの結束の感じを出すためにスタッフ&家族一同で撮った、という事らしい。



もう少しUPで見てみましょう。



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右半分です、最上段の右から二人目がドラムのジェイモー、犬にネックロックしております(笑)。一番左でハンチング風の帽子をかぶっているのがラマ―ウィリアムズ、下の段の髭もじゃがチャクリーベル、その下の右から二人目がデッキー。グレッグの下はその時の奥さんでしょうかね?という事はその下の子供はディボンオールマンか? グレッグの斜め左下の人はグレッグそっくりなんだけど、誰なんだろう?


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左半分の裏ジャケ。一番左にブッチトラックス、裏ジャケの女の子の後ろがベリーオークレィの未亡人かもしれませんね。 まぁファミリー全体の構図でした。



一応、比較対象としてザバンドのアルバムと並べて撮ってみました。ザバンドのほうはいかにもウッドストックで撮った写真、ABBもいかにもメイコン-ジョージアで撮った写真ですね。両方とも秋に撮影された感じがします。



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ABBが南部なんでカントリー系ファッションが多いのに対し、ザバンドの方は北部なんでかなり服装が違うのが笑えます(年代も数年違いますけどね)



新メンバーはベースにラマーウィリアムス、ピアノはチャックリーベル。勿論チャックは現在はストーンズの準メンバー扱いの大出世。ABBの解散後シーレベルというフュージョンっぽいバンドをやってましたが、ストーンズのツアーメンバーになった時はぶったげました(爆)アルバム全体にご機嫌なピアノをいたるところで鳴らして、いままでのABBとはかなり印象が違ったアルバムです。

その他にギターのゲストにレスデューデックも参加していますが、後日談でディッキーがレスの事は話したくない。と怒ってるインタビューを読んだことがあります。たぶん「ジェシカは俺が作った曲だ!」ぐらいの事を吹いていたのでしょうね(爆)

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クレジットです。冒頭の2曲がベリーのベース、あいかわらずブイブイいってます、レスデューレックは2曲に参加しています。
デッキーはこのアルバムから少しの間リチャードベッツと名前を変えています。




全体にデッキー主体のカントリーロック寄りのアルバムで初期の頃のブルースバンドの雰囲気は無くなりましたが、そのおかげでシングルも売れて名実共にアメリカを代表するバンドになったのです。
最初にこのアルバムを買ったのは高校の頃、そのうちCDで買ってLPは売ってしまったのです。オリジナルはずーと山羊マークだと思っていましたが、実はそれ以前のマーブルレーベルだったのです。なかなかオリジが見つからず探していたらヤフオクで出ていてようやくゲット。
しかし、このオリジ。音が凄く悪いんです、前のイートアピーチも日本盤のほうが音がイイし、この後の「ウィンルーズオアドロウ」のオリジも音が悪いし。日本初盤のワーナー盤グリーンレーベル(カタログNo P-8345)も機会があれば欲しいです。

曲順です
A面
-1 Wasted Words
-2 Ramblin' Man
-3 Come and Go Blues
-4 Jelly Jelly
B面
-1 Southbound 
-2 Jessica
-3 Pony Boy

A面、ブルースっぽいA-1 グレッグのボーカルです、この後のライブではもっとテンポを落として演奏していますが、僕はそっちの方が気だるくて気に入ってます。後半のスライドギターとピアノの掛け合いがカッコいい。

-2 デッキーの曲では間違いなくブルースカイと並んでベストな曲、レスとのツインリードが楽しめます。シングルカットされ全米2位を記録。僕の好みでいけばブルースカイの方が好きですけど、ちなみにこの曲はCDではテンポが凄く速く録音されていて収録時間もカットされていないのに1分近く早く終わるのです、つまりCDではレコードの回転が33なのに対し、40回転くらいの感じなのです。なぜだろう?

-3 グレッグの定番となるこれもブルース。こーいう泥臭いブルースはグレッグの十八番ですね。

-4 これはブルースのカバー、ここでもピアノの大活躍。実はこのアルバムの最初期盤のクレジットシートは実は表記が間違っていてEarly Morning Bluseという曲名になっているのです。僕の盤は直っているのでセカンドプレスかな。

B面
-1 快適なサザン風rock 'n' roll、グレッグの歌ですが、なぜか後年のライブではディツキーが歌うようになりました。後半のギターとピアノのバトルは凄すぎます。この辺のピアノを聴くとストーンズがチャックをメンバーにしたのがよく解かる。

-2 そしてこのアルバムで一番代表曲と行ってもさしつかえないジェシカです、イントロのレスの弾くアコの抜けのイイこと。メインギターソロの後のまたもやチャックのピアノがご機嫌、まさにある意味、新生オールマンズのテーマソング的なこの曲。一気に7分30秒近くを、だれること無く突っ走ります。

-3 デッキーのカントリー風の小作品で幕を閉じます。

いゃー 何度聴いても見事なアルバムです。

レーベルです。

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カタログNo CP-0111  マトは両面とも1で、STARINGの刻印がついてます、がしかし音がいまいち(涙)プロデューサーはキャプリコーン専属のジョニーサンドリン。

オリジよりも日本初盤の方がヤフオクで高いかもしれませんね。


所で裏ジャケの曲目クレジットが1曲記載忘れがあるようで。


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なんと、Jelly Jellyが書いてないのです。


これは最初期の記載ミスのレコードのはず、本当はこういうのが一番最初のプレスなので音がいいはずなのでしょうが、これよりももっと音のイイのが先ほど書いたクレジット表記が違っている本当のファーストプレスなのでしょうか?

いまのところ謎です。判ったら追記記事で載せておきます。



購入レコ屋   ヤフオク   たしか face record

購入金額    1000円












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by naruru-kato | 2017-04-12 20:33 | The Allman Brothers | Comments(2)

The Allman Brothers Bandその4   Eat A Peach

あけましておめでとうございます、今年も当ブログをよろしくお願いいたします。

さて年末のUKトラッド&フォーク特集も終わりまたアメリカンロックに戻ってきました。UK物は今回でさらに少し集めてみたいアーティストが出てきたので収集した都度紹介していきたいと思っています。

さて、新年最初は何にしようかかなり悩みましたが(笑)やはりUSロックの王道で行こうと思いオールマンブラザーズバンド(以下ABB)にしました。

4作目のイートアピーチです、フィルモアライブと並んでABBの代表作であると言えますね。このアルバムの背景についてはあまりにも有名なんで簡単に説明すると、このアルバム制作中にディアンがオートバイの事故で死んでしまいの残されたメンバーで再起を図ったアルバムで、半分はディアンが参加しています。まぁここら辺の背景は誰でも知ってる事なのでこのへんで。


そんな事よりもこのアルバムで凄い事実が判明したのです。実はこのアルバム2セット持っているのですが、1枚は日本初回盤、もう一枚はキャプリコーンオリジナル(マトはA,C,D面は1A B面のみ2Aです。)なのですが、圧倒的に日本盤のほうが音がイイのです。ここまで音のイイ日本盤は聞いたことがありません。



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左、キャプリコーンのオリジナル  右 日本初盤のワーナー盤 ピンクの色の位置が若干違います(笑)




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裏側です、これも少しピンクが違いますね、どーでもいいけど。



音のほうはオリジは音にメリハリが無く、すべてにおいてこもってる印象を受けます。この印象はその後のbrothers&sister's 以降も同じ印象なのです。アトコのイエローラベルのセカンドまでのオリジは凄い爆音なのに、キャプリコーンのマークになってから音が悪くなっていると思う。

それに比べてワーナーパイオニア盤(P-5047W)は、音の輪郭がはっきりしていて、ギターなどはマーシャルアンプの目の前で聴いているようです、ハムバッカーとマーシャルの特有のズィィーという音が気持ちいい事、そしてボーカルも全然違います、とくにデッキーが歌うブルースカイなど同じ録音とは到底思えない、日本盤は10歳くらい若い声に聞こえる。さすがワーナー8000番台です(2枚組は5000番台)


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さて、ゲイトフォールドの内ジャケの変な絵です(笑) この絵を見たいがために購入するのも良いですよ。しかしここではオリジの鮮明度が圧勝です.


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すこし影が出来て分かりにくいですが上がオリジ、色の出方が凄く綺麗です。まぁ音が悪ければどーしよーもないですけどね。



日本盤はこの後ビクターに配給先が代わりレーベルも山羊マークに変わるのですがその時の盤は聞いたことが無いのですがどーなのでしょう?ビクターのレコは音がイイというのは良く聴きます、凄く気になってきました。

オリジも山羊マークに変わってからのも聞いた見たいのですが、そんなに沢山買ってどーするんだ。という自分もいますのでねー


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解説は水上はるこさん、まさにディアンが死んで半年後に書かれた内容のライナーです、オリジには欠品していましたが下記の資料も付いています


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これは日本盤の物です。


曲順です
A面
-1 Ain't Wastin' Time No More
-2 Les Brers in A Minor
-3 Melissa
B&D面
Mountain Jam
C面
-1 One Way Out
-2 Trouble No More
-3 Stand Back
-4 Blue Sky
-5 Little Martha
「時はもう無駄にはできない」と日本盤で訳されたA-1のイントロのカッコいい事。邦題もナイスです、-2はデッキーの曲なのですがカントリー路線ではなくて完全にブルースロックのインスト。これの日本盤の音は聴いているとどこかに飛んで行きそうになります。-3はグレッグの名曲。大好きな曲です。

問題は2面に渡り録音されたMountain Jam。ドノバンの「霧のマウンテン」を元にアレンジされたフィルモアでのアンコール曲。これはのちにCDのデラックスエディションで出た完全盤での通しで一気に約33分聴けるのが一番聴きやすいです。
やはり曲の途中でレコをい入れ替えて聴くのは辛いですよ。

C面は-4のBlue Skyにとどめを刺します、ここでのディアンとデッキーのギターバトルは天にも昇りそうです、特に日本盤の音はこの曲が一番ずば抜けて抜けがいいのです。

レーベルです

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オリジのタンですね。土の香りがしそうなマーク、この後のウィンルーズオアドロウから山羊マークになります。



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日本盤のレーベルです、ファーストアルバムの日本初盤はアトランタマークでした。日本ではいろいろレーベルが変わってよくわかんないです。


もしかしたらこれ以降のABBの日本初盤はすべてUSオリジよりも音がイイかもしれません。今後の研究課題です。


ところでこのアルバムの名前の由来なんですが、生前のディアン「You can't help the revolution, because there's just evolution ... Every time I'm in Georgia, I eat a peach for peace.」と言ったことにで、そこから来ているのだそうです。


購入レコ屋
日本盤 催事にて  どこのレコ屋か忘れました
US盤  ヤフオク  ゼネラルレコード

購入金額

日本盤   たぶん2000円
US盤       1000円







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by naruru-kato | 2017-01-08 09:40 | The Allman Brothers | Comments(2)

The Allman Brothers Bandその3 Idlewild South

オールマンブラザーズバンド(以下ABB)のセカンドアルバムであるアイドルワイルドサウスです。本作よりディキーベッツの楽曲も取り上げられるようになりました。
ちなみに、日本の神戸出身のサザンロックバンドがこのアルバムのタイトルをグループ名にしています。バンド解散後ツイストのギタリストとして加入したギターとヴォーカルの松浦善博さんのバンドです。これも70年代の日本ではかなり最高なバンドでした。レイナードスキナードの前座もやってました。

話がかなり外れましたので本題。まずはジャケから。


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ファーストは見開きでしたが今回はスリーブ。なかなかカッコいいジャケです。まだグレッグがあどけなさが残ってますねー、ジェイモーは少し怖いけど(笑)。

一応キャプリコーンレコードの所属なんですが、このころはまだアトコ傘下ですのでジャケのレーベルもATCO Capricorn Records Seriesと但し書きが付いています。


裏ジャケはシンプルに曲目、クレジットなどなど。


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特にコメントすることもないのですが、ファーストはアトランテックスタジオで録音されていましたが、いよいよここから地元メイコン ジョージアのキャプリコーンスタジオに移動しての録音になり、プロデュースもトムダウトです。(クライテリアスタジオ、その他でも録られていますがどの曲かは不明)


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アトコのオリジはメチャ音がイイです。爆音と書いても差し支えないです。

インナーもカンパニースリーブ。



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この時期のアトランティク系のアーティストで固められ見ていて気持ちいいですね。

曲順です
A面
-1 Revival
-2 Dont Keep Me Wonderin
-3 Midnight Rider
-4 In Memory of Elizabeth Reed
B面
-1 Hoochie Coochie Man
-2 Please Call Home
-3 Leave My Blues at Home

この後ライブの定番となっていくA-1,3,4がやはり素晴らしい。特にA-1と4はデッキー作。A-1は後半のコーラスが最初右Chから出てだんだん左Chに移り最後は中央に移る、という意味不明の録音(爆)-4はフィルモアライブ、その他のライブでも定番中の定番ですが、ライブでは長尺になりダレてしまうところを、このスタジオでは一気に6分55秒で終わらせまさに疾風の如くという表現がふさわしい出来。今回改めてこのスタジオ盤を聞いてエリザベスリードはスタジオに限る。という結論に達しました。

B-1はベリーオークレイのボーカル。その後の-2,3はグレッグのボーカルです。
B面の最後の2曲は地味ですがグレッグの好きなソウル系のボーカルがかなりイイですよ。


レーベルです。

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この次があのフィルモアライブです。そこから人気が爆発したABBですが、人気が出る以前の初期の2作もなかなか外せないアルバムと言えますねー



購入レコ屋  バナナレコード大須店

購入金額   2800円


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by naruru-kato | 2016-09-11 11:35 | The Allman Brothers | Comments(0)

The Allman Brothers Bandその2  The Allman Brothers Band 

オールマンブラザーズバンド(以下ABB)のファーストアルバムです。
なぜか初夏の熱くなりだした頃、一番良く聴くのがABBなんですねー、暑くなるとやはりサザンロックなんです(笑)。

これは日本盤ですが初期盤のワーナーP-8138A、というカタログ番号。良く言われるのがワーナーの8千番台は音が非常にいいそうな、和久井先生が良く語ってます。
でもなぜ8千番台が音がイイのかが詳しく語られていません、ネットで調べても結論は出ていない感じです。その時のカッティングエンジニアが優秀だったとか、マシンが良かったとか、いろいろ出てきますが核心の訳は見当たりません。
非常に気になっているので誰かわかる人がいれば教えてほしいものです。



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キャプリコーンレーベルを作ったフィルウォールディンが最初に契約したABB。みんな若いですねー。ブルースロックの定番中の定番で、非常に男くさいジャケです。ちなみにキャプリコーンは他にマーシャルタッカーバンド、ウィット・ウイリー、ボビー・ウィットロッック、エルビン・ビショップなど男くさいラインアップばかりで、唯一の女性はボニー・ブラムレットという、いかにも納得できるメンバーです。オリジナルの初期はアトコレーベルに間借りしていたようでセカンドまではアトコ(キャプリコーンレコードシリーズ)というレーベルになっています。
その後フィルモアイーストライブではオリジナルのピンクレーベル、ブラザーズ&シスターズまではタンレーベル、それ以降は一番印象に残る山羊のレーベルになります。


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わりかし有名なジャケ裏写真、キリストっぽいベリーオークレイです。

そして問題のゲイトフォールドの内ジャケです、高校の頃イギリスのプログレ好きの友達がこの写真を見て「アメリカ人は下品でやだね」と言った事が今でも覚えています。


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ドゥービーブラザーズのトゥールズストリートも内ジャケで裸になってます、しかもあちらは娼婦風の女の人も出ていてそれなりに嬉しいのですが・・・
ABBは男ばかりで、若気の至りなのか?



ところで、この盤はかなり音がイイと言われて購入したのですが、聴いてみると確かにリマスターCDと同じくらい音が太いでした。話によるとなぜかドイツ番が一番音がイイらしいのですが、でもこの日本盤も及第点のカッティングだと思います。

しかし、先日セカンドアルバムのUSアトコオリジナルを手に入れましたが、音圧が全然違う。ものすごい爆音だったのです。別のアルバムなんで比較はできませんがこのファーストの日本盤と比べて雲泥の差だったのです。

最初は爆音と思って聴いたいたギターの音がセカンドとく選べて、若干こもっているように聞こえてきたのです。

これはこの盤もUSアトコを手に入れなければならなくなってきました(汗)


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日本初盤なんでABBがどんなバンドか木崎義二さんという人が解説しています。

このファーストは全米188位と振るわなかったせいか「人気が無くても実力があり上手いグループなので絶対に推薦したい」というような事が書いてあり笑えます。


曲目です
A面
-1 Don't Want You No More
-2 It's Not My Cross to Bear
-3 Black Hearted Woman
-4 Trouble No More
[B]
-1 Every Hungry Woman
-2 Dreams
-3 Whipping Post

この後ライブでも定番となるB-3を始め、A-3,B-2などの有名曲も生まれています。ギターの音は流石ギブソンハムバッカーのグイグイくるサウンド、たまりません。

一応レーベルです。

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初期は日本でもアトランタのレーベル、ABBはその後日本でもいろんなレーベルから出ているような気がします。


このライナーを読む限りこの頃はまだサザンロックという名前は出てきません。もしかしたら、ブラザーズ&シスターズの頃に使われたのかなぁー


という訳でこのファーストもUSアトコを探さなくては(高い金出せばすぐ見つかりますけどね)ならなくなりました。


基本的にABBとザバンドはオリジナルで聴きたいですからねー。

次回ABBを語る時はセカンドのオリジナル盤「アイドルワイルドサウス」を取り上げる予定ですのでそれまでじっくり爆音を検証しておきます(笑)


購入レコ屋   ハイファイ堂レコードストアー
購入金額    1500円程




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by naruru-kato | 2016-05-14 19:33 | The Allman Brothers | Comments(0)

The Allman Brothers Bandその1  at Fillmore East


アメリカを代表するバンド、The Allman Brothers Band(以下ABB)の最高傑作。まさに歴史的名盤である「フィルモアイーストライブ」のピンクレーベル盤を入手しました。このジャケットほど有名なライブアルバムはないのではと思ってます。

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このライブは古今東西、数あるロック系ライブアルバムで僕的に間違いなくベスト5には入りますね、その他のアメリカのバンドで考えると、ザ・バンドのロックオブエイジスとか、リトルフィートのウェイティングフォーコロンブスとか、ニールヤングのライブラストとか,がベストです。

サザンロック、レイドバックなどという言葉を知ったのはたぶん1973~1974年ころ。ABBのアルバムはその頃の最新アルバムであるBrothers&Sister'sを最初に手に入れジェシカに感動したのものです。

初めてのライブ番経験は、その後に出た「熱風 - Wipe The Windows, Check The Oil, Dollar Gas」でした、先にこのアルバムを聞いてしまいその後に初めてこのアルバム「at Fillmore East」を聞いたのです。



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初めて聞いたとき、そでに他界しているディアンオールマンのスライドギターに圧倒されつつも、デッキーのカントリー系の歌に感化されていた僕はこのアルバムになじめませんでした。1曲1面という長い曲が2曲もあるし、ブルースが根底にある初期のABBはジェシカを聞いて喜んでいる僕には全く違うバンドに思えたのです。


そしてこのat Fillmore Eastはすぐに売ってしまったのです。


僕の興味は完全にBrothers&Sister's以降でしたので、その後の作品を追いかけ、2度の来日公演も見ることができました。


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ABBも何回もメンバーチェンジを繰り返し、デッキーはクビになりデレクトラックス、ウォーレンヘインズのダブルギターでの初期のような編成になじんできたので
改めてディアンがいた時代のABBにもすんなりと受け入れる体制が僕の中に生まれてきました。



ようやく、何年もたってこのCD「デラックス・エディション盤」を購入し、当日のほぼ全曲の内容を把握、僕も歳をとって枯れてきたので、改めてこのブルースジャムバンドのライブの凄さが多少ですが分かるようになってきたのです。




全体的にデッキーのギターはおとなしいイメージが強いです、やはりカントリー好きな人ですからブルースはあまり得意ではないのだろうか?



ベリーオークレーのベースが全体をブイブイ引っ張っているのがよくわかります。ディアンはまさにスカイドック。天に昇天していくかの如くという感じのスライド爆発ですね。
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写真家ジムマーシャルが撮った有名なジャケ裏のクルーの写真、ジム本人が写っているのもあります。

実はこのat Fillmore Eastに関してとんでもなく詳しく記されたHPを見つけました。


zappapaさんという方の、「Fillmore And More」いうHPです。

http://www.fillmore-and-more.com/cn14/cn8/cn9/20.html




この方のHPはたぶん世界で一番詳しくこのアルバムを検証され圧倒されます。

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今回手に入れたレコードはsecondプレスくらいのピンクレーベルです。その後有名な山羊のマークに変わっていきます。


この盤がどこの工場でプレスされたのかとか、ものすごい情報が先のHPで分かりました。


盤面の状態はあまり良くなかったのですが2000円を切る値段でしたのでゲットしました。


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ピンクレーベルはここにキャプリコーンの文字が、その後の再発では文字プラス山羊のマークも入るので区別がつきます。


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カンパニースリーブも純正のもの。アサイラムレーベルも同じアトランテック傘下に入りジャクソンやジョニミッチェルも紹介されています。


[A]
1. Statesboro Blues
2. Done Somebody Wrong
3. Stormy Monday

[B]
1. You Don't Love Me

[C]
1. Hot 'Lanta
2. In Memory of Elizabeth Reed

[D]
1. Whipping Post


アメリカのロックの歴史を語る上で、必要不可欠のこのアルバムです。

今更ながらレコードで入手しましたので今後さらに聞き込みCDとの音の違いを発見し楽しみたいです。


参考文献  レコードコレクターズ  
参考HP   Fillmore And More
      LABEL GUIDE


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by naruru-kato | 2015-10-26 07:50 | The Allman Brothers | Comments(0)

大好きな1970年代のアメリカンロック、フォークなどのコレクションという程のものでもないですが、自分の持っているレコードを聴いておもむくままに感想を書いてます、が評論家ではありませんので難しいことは書きません。レコードジャケットもいろいろと楽しいので、自分で調べたことを書き添えてます。他には渓流のフライフィッシングが大好きです。


by naruru-kato
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