アナログレコード巡礼の旅~The Road & The Sky

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2017年 09月 02日 ( 1 )

J・D Souther その1 John David Souther

今月から少しの間マイナー系のSSWの特集をします。ということですが今回のジョンデビットサウザー(以下JD)はマイナーじゃないだろう!と思われる方も多いと思います。

が、しかしこの人、超がつくほどの寡作で、40年近い活動歴でもソロはわずか数枚、バンドで2枚、ディオで1枚くらいしか作品出していないのです。

このアルバムカバーはイイ感じですね。内容はいかにもSSWのデビュー盤という感じです。このころはまだJDサウザーという表記ではなくフルネームです。この後はすべてJDになっていると思います。


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大ヒットした1979年のYou're Only Lonelyの頃は誰でも知っていましたが、今となっては誰だそれ?って感じかもしれません(汗)

ちなみに僕らの世代ではこの曲は映画「波の数だけ抱きしめて」の挿入歌で   
ついつい主演の織田裕二、中山美穂を思い出します(笑)

しかしJDは、楽曲提供は非常に多く、リンダはもちろん盟友でもあるイーグルスなど多くのヒット曲がJDが絡んでいます、一時期は6人目のイーグルスとも言われ、ジャクソンブラウン、ジェームステイラーとも非常に仲が良く、言ってみればLAの裏大御所であると言っても過言ではないですね。


ちなみにイーグルス関係では「我が至上の愛」「ドーリンドルトン」「ニューキッドインタウン」「ハートウェイクトゥナイト」辺りが共作になっています。




JDはデトロイト出身ですがその後LAに移り、グレンフライとディオを組んでアルバムを出すも不発、その後デビットゲフィンに説得されアサイラムから1972年にソロデビュー、しかし売れずに今度はクリスヒルマン、リッチーフューレイとバンドを組むもこれも売れず、再度ソロの「ブラックローズ」(これも良いです)を出すもやはり売れず、イーグルス、ジャクソンが売れるのになぜこの人が売れないのだ?と思っていたらコロンビアに移籍し先の大ヒットを放つ訳です。


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裏ジャケ、このなんとなく危なさそうな雰囲気とあのかすれ声で、かつてはジョディーシル、リンダとも浮名を流しています。


このアルバムのバックメンバーは僚友のグレンフライ、この後ソロを出すネッドドヒニー達です、音数も少なくシンプルな演奏が凄くイイのです。

曲順です。

A面
-1 The Fast One

-2 Run Like A Thief

-3 Jesus In 3/4 Time

-4 Kite Woman

-5 Some People Call It Music

B面
-1 White Wing
-2 It's The Same
-3 How Long
-4 Out To Sea
-5 Lullaby

A-1 ソロデビューの最初の1曲目にふさわしい初々しいナンバー。この人の
  曲作りはサビにあると思います。ニューキッドインタウンもそうですが
  本当にサビの部分は素晴らしい。この曲でもその片鱗が見て取れます。

-2 イントロのアルペジオはグランフライか? その後のJDの声、たまらん
  色気、ドンヘンリーほどビターではないところがイイです。サビのコー
  ラスも最高です。

-3 この曲もいいです、弾き語り風です。しんみり来ます。


-4 この曲もいろんな人がやっていると思います、名曲です。2番から入るギ 
  ターのオブリガードが最高。コーラスも完璧。曲の奥深いアレンジ、ま 
  さにJD。
  グレンフライとのディオのアルバムでの焼き直しですが、元歌知らない           
  のでで何とも言えませんが、本にはアレンジはこちらの方が抜群とある    
  本に書いてありました

-5 アコの抜けが最高のイントロ。これもサビが最高です。捨て曲無しのA面
  でした。。



B-1 すこし変わった曲ですが、この後のアルバムではこのようなカリブ風な
  曲も多くなってきます。


-2 珍しくピアノから始まる曲。ジャクソンっぽい楽曲です。JDの甘いくて
  切ない声たまりません。コーラスはやはりグレンフライかな?


-3 イーグルスが2007年に再々結成で出したアルバムでカバーしました。い  
  かにもイーグルスがやりそうなアレンジ。しかしなんで30年程経ってか  
  らカバーする気になったのかが良くわからんねー

-4 ここでのボトルネックはウェインパーキンスです。イーグルスのデスペ  
  ドにも通じる曲です。


-5 最後に小作ですが、この切ない声を聞くとまたA面から聞きたくなる。
  そんな要素がある名曲ですね。レイラの「庭の木」のようだ(笑)



まだカントリー色が多少強く非常に聴きやすい楽曲が並びます、一般的にはセカンドのブラックローズが最高傑作、と言われているJDですが、僕はこのファーストがかなり好きですねー


レーベルです。


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カタログ番号はSD5055、イーグルスのファーストが5054なので、イーグル
スの次に出たという事です。



アサイラムの白レーベル、これをグレヒの500円のバーゲンコーナーで発掘した時は「ウォー」と叫んでしまいましたよ。



思わずオーナーのTさんにこれ500円ですか?と聞いたところ、「こんなの誰も買わないでしょ」って言われて嬉しいんだか悲しいんだか。




今まで2回JDを生で見ることができました、最初は甲子園球場で行われたカリフォルニアライブ、この時はリンダ、ジェームステイラーも見れて最後の全員でのアンコールで初めてアンコールトーチを見ることができました。
しかしステージが遠すぎて全く顔も判らないし、曲も何をやったかさっぱりおぼえていません(汗)


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2回目は名古屋のボトムラインでのカーラボノフとのジョイント、これは目の前でJDを見れました。カーラボノフがメチャ太っていてショックを受けたのが一番良く覚えています(笑)


俳優業もこなすJDですが、2014年に久しぶりのオリジナル出しましたが、この先さらにオリジナルを出す、という事はあまり期待していません。だから今までの数少ない(ほとんどこのアルバムからYou're Only Lonelyまでの3枚ですが)アルバムを聞き返すしかないのです。

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が、最近(と言ってもかなり前ですが)の作品のセルフカバーNaturl Historyはものすごく良い出来で、ここでのニューキッドインタウン、などのイーグルスに提供した楽曲は本当に素晴らしい出来です。




出来ればこの路線で他人に提供したセルフカバー第二弾でも出ればいいのですがねー(笑)


この後は、ウォーレン ジボン(マイナーではないけど)ガスリー トーマス、ボブ ニューワース、デビット ウィフェン、ジェフリーコマナー,クリストファー キニー、なんかを取り上げるつもりです。



  • 購入レコ屋   グレイテストヒッツ

    購入金額    500円

    参考文献    アサイラムレコードとその時代  他


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    by naruru-kato | 2017-09-02 19:41 | J・D Souther | Comments(4)

    大好きな1970年代のアメリカンロック、フォークなどのコレクションという程のものでもないですが、自分の持っているレコードを聴いておもむくままに感想を書いてます、が評論家ではありませんので難しいことは書きません。レコードジャケットもいろいろと楽しいので、自分で調べたことを書き添えてます。他には渓流のフライフィッシングが大好きです。


    by naruru-kato
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