Livingston Taylor その1 LIV
ロック界のケネディ家と呼ばれる奇跡の兄弟、5人兄弟全員がレコーディングしアルバムを発表している、というとんでもない家族。
一番有名であるジェームステイラー(以下JT)とその兄弟のアルバムを一つのカテゴリーにしました。ただし、JTはカーリーサイモンと結婚していましたがカーリーサイモンは別のグループのままです(離婚したからね)。
まずはJTなのだろうけど、初回は三男のリブことリビングストンテイラーのセカンドアルバムであるLIVを紹介します、なぜかというと僕はJTよりもリブの声の方が好きなんだな。
JTと同じバリトンボイスだけど、リブのが多少ナヨナヨしていて好感がもてるんです。
ところで、非常に納得いかないのですが、なぜかキャプリコーンレコード所属です、長男のアレックスも同じです、なぜボストン出身の彼らが南部のこのレーベルなんだろう?
という事でこのカバーの有名な写真はあのオールマンのフィルモアライブのジャケを撮ったジムマーシャルです。ゲイトフォールドを広げるとさらにこんな感じに
SSWとしての才能はJTと同じくらいあると思います。1曲目のスローイントロからグイグイと引っ張っていく中盤にかけての展開力は素晴らしいです。
実は僕はJTはあまり好きでなくアルバムも持っていませんでした、CDもほとんど売ってしまいベストのみある状態でした、レコ屋でなぜかこのLIVのジャケが気になり試聴させてもらって「リブならいけるじゃん(笑)」という事になり購入しました、その後ファースト,サードも購入、JTも初期だけなら聴けるかなーと思いファーストから4枚目まではレコを購入し、さらに妹のケイトのファーストも購入してしまい、JTファミリーを集めだしている自分に驚いているのです(爆)
曲目です
A面
-1 Get Out Of Bed
-2 May I Stand Around
-3 Open Up Your Eyes
-4 Gentleman
-5 Easy Prey
B面
-1 Be That Way
-2 Truck Driving Man
-3 Mom, Dad
-4 On Broadway
-5 Caroline
-6 I Just Can't Be Lonesome No More
A面はすべて素晴らしい出来ですね。 1曲以外はすべてリブの作品です。
A-2、-4なんてほとんどJTの曲と変わらんです。そして最後のA-5のイントロのコード感、中間部のギターソロが凄く好きです。結構南部っぽい音づくりになってますね。
B面、-2は少しロック色が強い曲、B-4は有名なカバー、センスイイです。-6もJTぽいのですがリブが歌うとなぜか心が落ち着く。この人ならではでしょう。
レーベルです。
非常に違和感があるピンクレーベルの初期キャプリコーン。プロモコピーの印刷も見えます。カタログNoはSD863 マトは両面ともAAAと刻印されています、よくわかりません。
JTもリブも、これ以上の盤は購入するつもり無いのですが、ケイトは評判の高いセカンドも探しています。
そして、もう、こーなったら長男のアレックスも1600円でオリジナル売っている店知ってますから買ってみよーかなー、なんて悩み中です。
購入レコ屋 サンオブスリーサウンズ
購入金額 2500円くらい
参考文献 レコードコレクターズ1995年4号