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アナログレコード巡礼の旅

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The Beatles その1       Meet The Beatles

今までアメリカンロックばかりの記事でしたので、今回はイギリス物にすることにしました。やはり、初回はビートルズですね。

しかし、ビートルズに関しては星の数ほどブログが存在しますから、僕はこのアルバムで思ったことだけ書きます。

実は先日あるレコ屋さんで「プリーズプリーズミー」のUK初回盤「ゴールドパーラフォン、マト1/1」 というのを視聴させていただいたのです。噂には聞いていましたが、あまりの音のぶっとさに驚きました。これが本当の音なんですねー、しかし他の盤との聞き比べはできませんでしたので、どのくらい凄いのかよくわかりませんでした。ちなみにその盤の値段は¥175.000-円でした、たぶん買う人いるんだろーなー。

ということで家にあるビートルズの Meet The Beatlesです。大須のレコ屋で何気にビートルズの餌箱を見ていたら800円の表示に手が止まりました。なにかの間違いだろうと店の人に聞いたら、傷だらけだし、帯ないし、歌詞カードもないので800円、とのこと。一応、お店でA面すべて聞き、なんとか聞ける状態なので買ってきたのです。カタログ番号はOR-7041、ジャケはペラペラなのでしわも凄いことに(汗)


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本国イギリスでは2枚目のカバーとなった有名なハーフシャドー。かつての仲間のスチェの恋人のアストリッドの写真を参考にロバート・フリーマンが撮った有名な写真、古今東西、ロックのアルバムカバーで最高なもの1枚あげよ、と無人島レコード的な質問をされれば、僕はやはりこれをあげますね。

しかし初期のビートルズはUS、JPとも本国とは関係なくジャケ、曲も勝手に選んでます。このアルバムカバーも本国では1963年11月のsecond「With The Beatles」が本物でアメリカでは翌64年の2月に同じジャケで曲は全く違うものがデビュー作で出ました。しかも日本盤はUSとも全く違う選曲。US盤が12曲入りに対して日本盤は14曲も入っています。

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その後64年4月(11月かも)にようやく日本でこのアルバムがデビュー作として出たのです。日本では1976年にWith The Beatlesもその後発売され同じジャケで題目が違うものが発売されたことになり非常にややこしい。


曲目です
A
-1 抱きしめたい
-2 シーラブズユー
-3 フロムミートゥーユー
-4 ツイスト&シャウト
-5 ラブミードゥー
-6 ベイビーイッツユー
-7 ドントバザーミー
B
-1 プリーズプリーズミー
-2 アイソーハースタンディングゼア
-3 PS アイラブユー
-4 リトル チャイルド
-5 オールマイラビィング
-6 ホールドミータイト
-7 プリーズミスターポストマン

なんと大盤振る舞いな選曲なんだ(笑) ファーストとセカンドをたして2で割り、さらにシングルA面を追加したような見事な並び。笑えてきます。日本でも必ず大人気にさせるぞ!という意気込みが伝わってきそうな選曲です。


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解説はDJの高崎一郎という人、ビートルズの今までの歴史が書かれています。ブライアン・エプスタインがビートルズに出会ったところは「洞窟」という名のクラブでした、というところがかなり笑えます。定価は1500円です。ファーストプレスの証である、LONG PLAYINGの文字がレーベルに記されています。


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当然の赤盤、傷だらけですが針飛びは無く「なんとか聞ける」状態でした。これが初めて日本に登場したレコードなんですねー。今から51年前です、なんか信じられません。もちろんこの盤も帯着き、歌詞カード付きの完璧な状態なら諭吉1~2枚はいるでしょうね。

ビートルズに関して再発のアップルの盤なら1000円くらいで売ってますから急いで集める気もそれほどなく、さらにUS盤もジャケがいろいろあって面白いですが今のところそれほど躍起になって買う気もなく。たぶん今後も安くて珍しいのがあれば記念に買う。というスタンスです。


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ちなみに、持っていたWith The Beatles MONOのCD、赤盤ステレオのCDでプリーズプリーズミーを聞き比べしましたがこの盤に関してはCDのほうがやはりきれいな音でした。この盤はドラムの音なんかコモってしまい上手く聞こえてきません、でもこの中の音が初めて当時の日本のステレオのから音が出たという事実だけで買った価値はあると思ってます。


参考HP  Wikipedia

その他、沢山のいろんな人のブログ。

      





by naruru-kato | 2015-12-05 15:28 | The Beatles & Solo | Comments(0)

大好きな1963~76年くらいのUS、UKロック、SSW、フォークなどのコレクションという程のものでもないですが、自分が所有しているレコードについて思うままに書いてます、但し評論家ではありませんので難しい事は書きません。ジャケットについても同じように思ったことを書いているだけの自分本位のブログです。


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