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アナログレコード巡礼の旅

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The Doors その1    SAME

ここ半年くらい、いろんなとこで書いてますが、ドアーズにハマってます。(The Who、同様今更過ぎますが)

といってもこのファーストアルバムは40年程前にCDで買ってます、その時はカラオケで「ハートに火をつけて」を歌うのに覚えるために購入。その後ほとんど聞かないまま時が流れました。

聴きだしたきっかけはSORCさんで、「Strange Day」を聞かせてもらい(勿論他の人のリクエスト)ジムモリソンのスローな曲の凄いゾクゾク感を味わったから、それと友達などから聴いた方が良いよ。と意見してもらったりして。

因みに自分はドアーズについて肝心なことはほとんど何も知らない人間。

今までは、ジムモリソンしか顔と名前が一致してない。ロビークリーガーはこの記事書くまで、ずっーとメガネの人と思っていた(汗)
LA出身は知ってますが、どーいう経歴でバンドができたかは知らない。でも大昔オリバーストーン監督の「ドアーズ」の映画は見ました。ジムモリソンがなんで死んだかも知ってます。
でもこれ以上詮索しないことにしてます。ただレコード聴くだけでいいのです。

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有名なジャケです。この個体は何故かmonoのジャケでしたが、stereoのステッカーが貼ってある。勿論ステレオ盤。

昨年10月頃DUで諭吉と少々でオリジナル出ていて、買う気満々でレコを引いたら傷が酷く試聴して「あー無理」で諦め。再発重量盤のほぼ新品を買いました。
その後、今年に入り何気にDUの新入荷でこれが一葉以下で売っていたのでゲット。

The Doors その1    SAME_d0335744_09163546.jpg

新品は当然傷ないけど、この(たぶん)オリジナルのが音がいい。まぁノイズはありますが十分に我慢できる程度。そのうちこの重量盤は売りレコになります。オリのエレクトラのインナーはついてなかったので再発からコピーして作成。

裏ジャケです。
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表同様にかなり怖いジャケ。まさにバンドのカラーを表しているような。

Impression
よく「アメリカの光と影」なんて言葉を耳にしますが、ドアーズに関しては影しか見えてこない。あるとすれば暗闇の中の遠くにある一点の僅かな穴からうっすらと光るぼやけた光くらいだろうか。妖気、霊気が同居してるジムの圧倒的なボーカル、さらにオルガンが不気味に鳴り響きサイケがかった硬質なギター。ベースレスですが、デビューからすでに完成された狂気の美学。そんな感じです。
なんか、適当に言葉並べただけの感想ですが、具体的な事は書けないのです。
ドアーズのフォロワー的なバンドがあるのかないのか?知りませんが、唯一無二なバンド、デビューアルバムとしては最強ではないでしょうか?

My Favorite Songs
Break On Through (To The Other Side)
サイケなオルガンが印象的なオープニング。圧倒的なジムのボーカル。真ん中の「She Get」のところが今Youtubeで聴いてたら「She Get High」と言ってたので非常にびっくりした。調べたらリリース当時はLSDの関係でそれを連想させる「High」が消された。との事です。

The Crystal Ship
こんな感じのゆっくりとしたテンポの曲に自分は魅力感じます。まさにジムのボーカルに引きずり込まれてしまう。

Twentieth Century Fox
ミドルテンポのロック、ここでもオルガンが効いててサイケ色です。

Light My Fire
冒頭に書いたとおりこれを40年前にカラオケで歌おうとしたのですが、よくカラオケでこの曲あったよなー。と思うけど、実は洋楽専門のカラオケが出来るカラオケバーが以前あったのです。全体を支配するオルガン、中間部からのギターソロがこの時代という感じで大好き。でも誰かのギターリフそのままパック感じもあるが、それが誰か思い出せない。コレ聴いてから死ね。レベルです。

End of The Night
このアルバム全体を支配する終末観を良く表しているような気がする。スライドギターも変な使い方してます。

The End
「地獄の黙示録」で使われた問題曲。父親殺し、母親相姦などの事を歌っていて、後半部は別の曲をつなげてる(Wiki調べ)英語わかんなくても、この曲やばそーだよなーと分かる曲です。後半部分から朗読に変りさえらにF〇〇k連発します(YouTubeで聞こえるがこのレコードでは聞こえない、モノなら聞こえるらしい)実は映画は見た事ないのですが、これほどピッタリの曲はないのでは?

Label
USエレクトラのゴールド? カタログNoはEKS-74007 マトは1でしたが、調べると微妙に違うレーベルが多くて(たぶん工場の違い?これはアレンタウン工場のようだ)このレーベルがオリジナルかどうかは知りません。

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The Doorsについて、書けるかどうかわかりませんでしたが、なんとか「内容が全く無い文ですが」書けました。 (-_-;)

レコードの方は半年であっという間にすべての作品がそろってしまい、オリジナル3枚(1~3rd)、再発2枚(ソフトパレード、モリソンホテル)、日本盤1枚(LA)の所有です。ただしDiscogsなんかで見ると自分のがリアルオリジナルかどうかは疑わしいです。

monoも欲しいけど倍以上の金額で難しいのですが、家庭の事情で4月からレコード、今までのようには買えなくなりますので、ひとまずこれで我慢しなければ。(以前にも同じような事書きましたが、なんとか頑張って買えてたけど)






# by naruru-kato | 2024-03-16 09:51 | The Doors | Comments(10)

The Who その3   The Who Sell Out

念願の 「The Who Sell Out Original mono」を破格の安さで手に入れました。

ポスター付きの完オリだとゆうに6桁いく難関アイテムですが、オリジナルのステレオ盤の平均相場くらいで落札。O店長に言わせると「その値段はありえんよ」という落札価格。


以前からUS盤の「A Quick One + Sell Out」という2in1の格安盤で聞いていましたが、なぜセルアウトがそんなに高いのだろう?
こーなったら、我慢に我慢を重ねて聴くか。という感じで20回程聞き込んでいくうちに「やはりこのアルバムはUKオリmonoで持っていたい」という気持ちになってました。

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メンバー全員悪ノリしてる特に何もコメントできないようなジャケですが、これをパックったジャケは多いのです。
因みに日本盤のジャケはメンバーの配置が違います。つまり表ジャケがピートとキースになってます。そのことで、わざわざ買う事でもないですけど。
メンバーの持っている小物はこの中の曲、とかスポンサーのロゴが書かれてます。
ちなみにピートが脇に抱えてる物体はずっーとメガホンだと思っていた(笑)

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このアルバム、1967年末の発表。この年ビートルズはSGT、ストーンズはサタニック、ビーチボーイズはスマイルで頓挫(笑)ドアーズ、フロイドがデビューなどサイケ、トータルアルバム的なものが多く出され、そのつながりでもあるアルバム。

全編に架空の海賊FM局(レディオロンドン)のジングルが曲の合間に流れ、あたかもラジオ番組を聴いている感じの内容。

もっと簡単に言うと山下達郎さんの「Come Alone」のような感じです(時系列ではこちらが勿論、後ですが)

この内容ですので、何故か先にジングルの方が頭に入ってしまい、本編の曲を覚えるのにかなりの時間を要しました(笑)あくまで自分の場合ですけど。
その点、達郎さんの場合、ベスト盤を兼ねてるので、その辺はうまくやりましたなー。


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今までお世話になった2in1。ユニオンで千円で購入。ステレオ盤なので聞き比べにはちょうどいいけど。ひとまず「A Quick One 」のオリ買えたら、お役御免で売りレコ棚に移動です。


Impression
ジングルはさておき、The Whoのモッズ系ロック(自分たちはモッズではない。と語ってますが)、ブリテッシュビートバンドの風を切ったような爽快さがあります。この後は仰々しい大作が続くので、聴きやすさで言えば断然この時期のがいいです。まぁThe Who初心者の自分が偉そうに語るのもなんですが。
ちなみにピートが4曲、ジョンが3曲歌っています。

My Favorite Songs
Mary Anne With The Shaky Hand
ロジャーとピートのツインボーカル。アコ主体でフォーキーな感じが和みます。

Odorono
ピートが脇に付けるデオドラントの製品名。ある女性がスターを夢見てオーデション受けたのだが、体臭が臭くて落ちてしまい、Odorono付けとけば良かった。と言う内容のもの凄く、くだらない歌詞らしいけど、メロディはサイケっぽくも極上。ボーカルはピート、サビのコード感が不思議。

tatto
ストロベリーフィールズあたりのビートルズっぽいバラード、ロジャーのボーカル。後半はかなりドラマチック。

Our Love Was
これもピートのボーカル、このアルバムで一番好きな曲です。ふわふわした歌にも疾走感があり素晴らしい。

I Can See For Miles
大ヒットするもNo1になれなくてピートはかなりがっくりきた代表曲。キースのドラムスは「うるさい」一歩手前の叩きまくり。こんなに叩くドラマーがこの時代に他のいるのだろうか ? なんとなくザバーズのスペースロック的でもあると思うのは僕だけ?

Can't Reach You
またもピートのボーカル。これもフォーキーな感じ、Bメロがキャッチーで「恋のピンチヒッター」的で好きです。

Rael (1and2)
ロックオペラ的な組曲。まさにTommyの予告編的な感じでドラマティクなエンディングです。

ここでランアウト部分でビートルズのSGTの最後と同じように永遠に続くわけわからん曲というか、ただの音、が入ります。「トラックレコード」と言ってるらしいが、そうには聞こえんのだけど。


Label
UKポリドール傘下のトラックレコード。カタログNoは612-002 マトはA-2 B-1です。

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なんだかんだでThe Who(キース在籍時のみ買う予定)もあと少しです。今後はこれまた諭吉数枚以上は必要とされてるファーストのUK盤、と「A Quick One 」です。
すでに最大難関アイテムの「Tommy」UKオリジナル(ナンバリング入りコーティングジャケ)は手に入れました(これもメチャ格安で (^_^ )

しかし、なんでThe Whoの初期のオリジナル盤ってこんなに高いのだろう?US盤でもストーンズとかに比べるとべらぼうに高いんですよねー。





# by naruru-kato | 2024-03-09 06:00 | The Who | Comments(14)

Johnny Winter その2  Nothin' But The Blues

寒い日が続きます。こんな夜はジョニーのブルースを聴きたくなるのです。

たぶん11作目くらい(そこら辺がよくわかんない)発売は1977年です。「ブルースしかやってない」という感じの意味だと思いますが、この題名はデュークエリントン楽団の曲にあるそうな。

このアルバムの存在を知ったのは、大学の頃、たぶんAORブームに飽きが来てる頃です。

その頃の愛読書(たぶんポパイかホットドックプレス)の記事で、夜中に車を走らせてるときに聴きたくなるブルースロック。というのがあって、オールマン、エルビンビショップ、などと並んでこのアルバムが紹介されたのです。

発売からはすでに数年たった後ですが、「なんというカッコいいジャケなんだ!!」という事で速攻で日本盤を買ってきました。

しかし、ブルースなど聞いていなかった僕はまったく良さがわからずすぐに売ってしまった記憶があります。ブルースロックは聴いていたのですが。

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カラー写真だけど、いかにもモノクロームな雰囲気抜群のジャケ。コンソール室で今の演奏を聴いている感じのジョニー。

シガレットが細身のブラウンの葉巻。これがさらにカッコいい。そして煙だけが写真を通り超えて上に上がっている。

左手に持つレゾネーターギター、(NATIONAL STYLE-1 TRICORN) これがまた渋すぎる。マジでこのギター欲しくなります。


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裏ジャケは、まぁイマイチなんですが、クレジットとジョニーのサインが書いてあります。
参加メンバーはほとんど知りませんが、マディーウォータースがボーカルで参加。勿論ジョニーの大アイドルであることは言うまでもない。



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Impression
ジョニーといえば初期はブルースですが、コロンビアに移ってからは商業的にロックとブルースを合わせたブルースロックというジャンルを生み出し、ストーンズ、ディランなどもやってましたが、この作品はブルース回帰です。しかも1曲を除きすべてオリジナル曲。そのすべてが昔からあるブルーススタンダードのカバーのようで、まるで、この曲はロバジョン?という感じの作品なのです。まさにこれからはやっぱブルースをやっていく。という執念が作品になった感じです。

My Favorite Songs
Tired Of Tryin'
ブルースハープがカッコよい。これがオリジナルというのも信じられないが、まぁブルースの基本みたいな感じなのですぐにでも作れるのだろう。

TV Mama
リゾネイターのスライドのブルース、まるでロバジョンのカバーみたいだ。

It Was Rainin'
スローブルースです。これはやってる方は気持ちイイだろーなー。しかし普通こんな感じのスローブルースはカバーと決まってますが、ジョニーのオリジナル。まぁ歌詞さえ書ければ、あとは楽勝な気もしますが。真ん中のブルースソロギターはまさにブルースギターの基本。

Bladie Mae
A-2 同様のリゾネーターのスローブルース、なんか憂歌団を思い出してしまう(笑)

Walking Thru The Park
唯一のカバー、そしてここでマディ登場(ただしファーストヴァースのみ)、セカンドヴァース以降はジョニーのボーカル。毎夜繰り広げられるブルースセッションのようです。



Label
USブルースカイのオリジナル、カタログNoはPZ-34813 マトはA-1F B-1Bです。

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今、再度聞き返してみると、やはり20代の若造がこんなアルバムがイイ。となるわけはないです。

しかし、それから40年近く経って聞き返すと、やっぱジョニーのブルースはいいわー。となります。この後のジョニーはさらにブルースを追求していくのですが、残念ながら自分はまだそこらの作品は未聴。

この後アリゲイターレーベルに移りギターもファイヤーバードから、変な形のレイザーというのに変わってカッコよくなくなったのが残念で、イマイチそのギターが写ってるアルバムに触手が動かない。それも大きな理由でしょうか(笑)

# by naruru-kato | 2024-03-02 07:00 | Johnny Winter | Comments(8)

The Band Solo & Follower その3    Carp / Same

本来はこの辺りのマイナーB級バンドでザ・バンド的なバンドを取り上げるつもりで作ったカテゴリですが、先に本家のソロ作品を取り上げてしまい、ようやく本題のバンドを紹介します。

俳優になったゲイリービジーがオクラホマ大学時代に作ったバンド「CARP」のデビー盤、1970年発表です。

一発屋といえばヒット1発出してそのまま終わる。というイメージですが、このバンドはヒットも出してないので、準一発屋(ただ単に1作品残しただけ)という感じで取り上げる程のバンドではないのですが。

この「CARP」はあのブラックホーク99選にも選ばれ、紙ジャケCDも再発で出てました。

ほとんどの紹介文では「ザバンドの弟バンド的」として紹介されています。と言うことでザバンドフォロワーの1番手で投稿です。


僕としてはニールのところのほぼ同時期にアルバム出した「クレイジーホース」的な感じをうけています。

The Band Solo & Follower その3    Carp / Same_d0335744_15324303.jpg

12曲ごとのイメージ写真がアルバムのデザインになっていると思う。まぁよくあるB級バンド的なデザイン。


ゲイリービジーはたぶん、音楽では食っていけないことを悟り俳優の道をすすんだのでしょうか?

メンバーはゲイリーがドラムとボーカル、あとはギター、ベース、ピアノという布陣。プロデュースはあのDan Mooreです。
ゲストでスヌーキーピートがスライド弾いてるようです。

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裏ジャケです。左から2人目がゲイリー。あとの三人は不明ですが、ピアノの人は右端でしょう。

「バディーホリー物語」で主役を張り、日本でも大ヒットしたサーフィン映画「Big Wednesday」でマゾヒストのリロイスミス役で有名です。僕もゲイリーの事はその映画で知りました。

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ビッグウェンズディーのラストシーン、左からゲイリー、主役のジャンマイケルビンセント、ウィリアムカット。このシーン大好きです。
挿入歌も1962年頃から74年くらいまでのロックが多くかかります。

Wikiによると、ゲイリーは悪役が多い。と書いてありましたが、この人、異常に「歯並び」が良くて、画像検索すると大きく口を開けた写真ばかり出てきます。悪役は歯並び悪そうなんだけど(笑)

話がそれました。


Impression
BH99選に選ばれてるだけあって、ザバンドっぽい曲もあります。オクラホマがどんなとこかそんなに知りませんが、地図で見るとアメリカの真ん中あたり。レオンラッセルと同じ州。レヴォンヘルムの出身州アーカンソーの隣。下にはミシシッピィ、ルイジアナなどがある中西部のようなので、スワンプ、ゴスペル、カントリー等の影響も受けてる感じもありますが、泥臭くも垢ぬけたコーラスも魅力で、ウエストコースト系な感じもあり(結局何でもあり)、楽曲はかなりいいです。特にA面は捨て曲なし。全員がボーカルできるみたいですが、たぶんメインはゲイリーでしょう。


My Favorite Songs
Drink To The Queen Of The May
かなりカッコいいオープニング。分厚いコーラスも見事、ザバンドというよりクレイジーホースっぽい。結構ピアノが効いてます。

He's Comin' Back to Check on What You've Done
ゴスペル風のコーラスが凄い。ザバンドのザ・ウェイト的でもある。ボビーウィットロックにでも歌わせたら最高になるのではないだろうか? (笑)

Jotham Clay , Mississippi
B面のオープニングもA-1と同じような曲ですが、こちらはミシシッピの歌っぽいのでホンキートンク風ピアノが入ります。

The Great Kansas Hymn
この曲のみマイケルマッギネスの曲です、哀愁のバラード感がいい感じです。


Label
エピックのイエロー、カタログNoはE-30212.マトは両面1C たぶんセカンドプレスは無いと思います。

The Band Solo & Follower その3    Carp / Same_d0335744_15423836.jpg



こんな感じのB級だけど、ザバンド的なバンドをあと2グループほど用意しています(かなりマイナーですが)。あとはレヴォンとロビーのソロくらい取り上げたらこのカテゴリは終了になる予定です。


日曜日は、今年初めてのハーフマラソンに出ます。10月くらいから激務で全く走れて無くて(月に60~80km程)。しかも今回のレースは制限時間2時間半でかなりキツイです。 関門に引っかかり回収バスでゴールに向かう可能性大かな。


# by naruru-kato | 2024-02-23 07:00 | The Band Follower | Comments(8)

Karen Dalton 最終回   It's So Hard to Tell Who's Going to Love You the Best

とうとう、カレンダルトンの1stアルバム(しかし、なんという長いタイトルなんだ)をオリジナルでゲットできました。

と言いたいところですが、残念ながらこのアルバムはまず見つけることができないし、出会ったとしても、とても買えない金額のハズ。

以前から「再発でないかなー」と思っていたところ、一月前のDUのメンバーお知らせサイトに再発出ることが書いてあり「瞬速」でポチ。

ようやく手に入りました。

レジのお姉さんに聴くと「これ入荷したばかりで、あっという間に売れてってます」という事で予約して良かったー。

やはり、カレンの人気は異常(自分もその一人)ともいえます、そんなに聴く人いるのだろうか?とも思えます。



ギブソンの12弦ギターを弾く姿にバンジョーを弾く写真を被せ、さらにドアップの顔も被せた意表を突くジャケ。

楽器弾く姿を中心に見てしまいますが、顔の方を集中的にみると「おわっー」となり結構ビビります。

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裏ジャケもオリジナルに忠実に再現されてます。

取り上げる曲はフレッドニール、ティムハーディンなどのフォーク仲間、ブルース、2曲だけオリジナル曲が入ってます。

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この再発はゲイトフォールドになっていて、さらに楽しい。

Karen Dalton 最終回   It\'s So Hard to Tell Who\'s Going to Love You the Best_d0335744_16391365.jpg



どーいう経歴でこのアルバムがキャピトルから発売され、どのくらい売れたのか?その後移籍してパラマウントになったのか?という事は調べれませんでしたが(たぶんフレッドニールとかの力なんだろう)、どちらにせよカレンが存命中は間違いなくヒットしてないです。

その後なぜ「In My Oun Time」がこれほど人気盤になったのかも知りたい。


案外ジャケがあまりにも良かったからかもしれませんが。

Impression
レコードに針を降ろすと「あっーあの声だ」。かすれたノイジーな声。「In My Oun Time」に比べシンプルな演奏。ほとんどカレンともう一人のアコのツインギター、及びバンジョー弾き語りにベースだけのような音数の少なさ。内容もグリニッジビレッジのフォーク系なのでウッドストックな雰囲気のセカンドとはかなり違う感じです。

My Favorito Songs
Little Bit of Rain
原曲はフレッドニール、しかしこの辺のフォーク系は聴かないので、原曲も知りませんが、デビューアルバムのオープニングにしてはあまりに無防備な曲調。2台のアコが重なり合うように流れてイイにはいいですが。

Ribbon Bow
カレンのオリジナル曲。バックの演奏が「いったいこの音はどんなジャンルなのだろう?」という不思議な旋律。ここでも2台のアコが交わったり離れたり。こんな凄い曲作れるなら、カバーなんていらないのでは?

In The Evening
ブルースのトラデショナル、憂歌団もライブでやってる。けだるい感じがいいです。

Down on The Street
最後にエレキでの伴奏というか、勝手に好き放題弾いてる感じの曲です。ただしドラムスは入っていなくて、バンドサウンド的ではないです。

Label
オリジナルはキャピトルのグリーンターゲットですが、再発なのでレーベルはどうでもいいです。

Karen Dalton 最終回   It\'s So Hard to Tell Who\'s Going to Love You the Best_d0335744_16401451.jpg


冒頭に書いた通り、この作品をオリジナルで探すのは砂漠で100円玉探すようなもの(少しオーバー過ぎる)。まぁ諦めてますのでカレンダルトンの旅はこれで終了です。


追記
その1で書いた「In My Oun Time」ですが、以前からウチの所有の盤が変わり、さらにこちらも普段聴ように再発も買いました。

という事で記事を大幅に直しました。傷だらけのオリジナル盤は記事にも書いてある通り「壁レコ」にしました。


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ウチの壁レコでも、ひと際存在感示すいい雰囲気になりました。

# by naruru-kato | 2024-02-17 06:16 | ● Karen Dalton | Comments(10)

大好きな1963~76年くらいのUS、UKロック、SSW、フォークなどのコレクションという程のものでもないですが、自分が所有しているレコードについて思うままに書いてます、但し評論家ではありませんので難しい事は書きません。ジャケットについても同じように思ったことを書いているだけの自分本位のブログです。


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